ひろがるスカイプリキュア20話感想
やっと色づくましろの物語。
色づくお話
これまでのましろのお話って『優しい』ってところに注目してるばかりでなんだかなあと感じていたんです。ましろ自体は嫌いじゃなく好きなキャラなんですが、一方で彼女がお話の中心になったときの話の1パターンっぷりにはええ…と感じてしまってました。ずーーーーっと優しさに注目されてましたからね。
なので17話のリレー回で一歩踏み出して新しい自分に気付いたという経験をしたのがましろの話の拡張性を感じてすごく良かったんですよね。今回の話のように『一歩踏み出す』というお話をあらゆるベクトルに展開することが将来やりたいことを探すという軸ともマッチして素晴らしいなと思います。
プリズムというのは白色光を分散させるもの。
分散する光が表すような色んな可能性、それにましろが挑んでいく軸ができたなと思いました。
未知の可能性
今回はたまたま絵本に挑戦したわけですが、ましろの将来の夢の方向性が若干示されているような気もしてました。ましろが今回絵本をかきだせたのって『エルに伝えたいことがあったから』なんですよね。たまたまその手段が絵本だっただけって思います。
今回のエルちゃんへの対応を見れば、例えば人を教え導く教師の適性もあるよなあと思いました。他にも『伝える』仕事はあります。
まあ個人的には、無限の可能性を示しつつも物語上では確定させず『色んな可能性があることに気づけた』って着地もありな気はしてます。目標を決めきるパターンが多いので、あえて決めきらないパターンも目標が定まっていない人たちに寄り添える結論なんじゃないかなと。
ましろんさんが物語の果てに行き着く未来や如何に。
おわりに
今回出てきた『ましろんさん』という呼び方が妙にクセになって使ってしまいますね。なんか面白いよね、ましろんさん。あだ名プラスさん付けというのがやはり良い。
次回はツバサ回、そこまで終わればとりあえず感想記事がひとつづきになるので頑張ります。