名探偵プリキュア感想&考察 あんなの母親=みくる説について
名探偵プリキュア、始まりましたね。
放送前からキュアアルカナ・シャドウの人気がやばくてグッズが唯一売り切れてたり、まだ登場してなくてこれか…となってます。
さて、放送前から予想されている展開があります。
あんなの母親がみくるなのではないか?というものです。
私の結論から申しておきますと、私もそう思います。
なので当記事では「あんなの母親=みくる」に対して強火で意見を言っていきます。
ぶっちゃけあんなの母親≠みくるっていうのはただの逆張りぐらいに私は思っているので、同一人物反対派の皆さんにとっては気持ちよくない記事だと思います。怖い方は今すぐ回れ右です。
とはいうものの、同一人物説を補強するために反論に対しても話していくつもりです。
それではまいりましょう。
そもそもなんでそんな予想が?
事の発端は名探偵プリキュアの情報が解禁された直後です。
世間ではとにかくキュアアルカナ・シャドウのデザインや「プリキュアだが敵」という前代未聞の設定がバズり散らかしていました。初日からファンアートが描かれまくっていた記憶です。
で、そんな中で基本設定が明かされました。詳しくは公式サイトへGoです。
ポイントとなるのはここ。
2027年から1999年のまことみらい市にタイムスリップ…!
という箇所です。
プリキュアシリーズでは幾度となく別れが描かれていました。
異種族、異世界故の別れ。未来から来た人物との別れ。遠く離れた星との別れ。
タイムスリップという基本設定から、今作も別れの展開があり、涙があふれることは間違いないでしょう。
今作で過去に行くのが主人公の明智あんなです。つまり、過去に出会った人物と「現代に戻った後」で再会する可能性があるんですね。
恐らくそういった展開は用意されているでしょう。今作の構成は魔法つかいプリキュアやスタートゥインクルプリキュアでシリーズ構成をされたあの村山功さんです。信頼と実績、まあ期待せざるをえません。
…で、そういった「現代に戻った後での再会」で何が一番衝撃かを考えたときに出てきたのが「あんながみくるの母親」というものです。
この時点では「そうなったら面白いよな」「28年なら可能だよな」ぐらいの、まあ可能性のひとつぐらいの話でした。個人的にも「そんなんでてきたら面白いなあ」ぐらいでした。
ただ今作、プロデューサーメッセージでも気になるコメントがありました。
そんなテーマに合わせて、作品の中にたくさんの謎を散りばめました。
かつてないほどに“考える”プリキュアです。
ぜひ!プリキュアと一緒に楽しく「推理」をしながら観ていただけると嬉しいです。
ということで、いわゆる伏線的なものがあるのでしょう。
プリキュアシリーズは結構ちゃんと伏線貼る作品で、例えばスイートプリキュアの〇〇〇〇〇であったりですね。Goプリンセスプリキュアでも関係性を察する伏線があったと思っています。
ただそういった伏線を見つけようと思ったら、そういう視点で物語を見る必要があります。気づこうにも気づけないだろうなと思ったんですね。
なので私は最初から「あんなの母親とみくるが同一人物」という前提で作品を見て、何か伏線がないか探すことにしました。この見方自体は程度を考えないと結論ありきで見方が曇るので危険ではあるんですが、まあ自覚してれば大丈夫だろうという気持ちで1話を見ました。
酷似する見た目
さて、迎えた1話。
まあ冒頭であんなのお母さんが出てくるじゃないですか。
まず見た目を記憶です。

で、あんながタイムスリップしてからOPが流れるわけですね。
さあ、みくるのデザインを再度確認だ。

…いや、目の色と髪の色同じやんけ!!!
ということでこれ見た瞬間に「やってんなあ…」と思いました。「そうなったら面白いだろうな」が「いや、そうだろこれ」に変わった瞬間です。
ということで、未来に帰ったあんながお母さんに「また会えましたね、あんな」されるラストで確定です。ありがとうございました。
…とはいうものの、まあ現時点で根拠って「見た目」だけではあるんですよね。あとは「そういう展開ならめっちゃ面白い」という期待感もあるでしょうか。なので数々の反論があります。
今からその反論をあげつつ、全部ぶっ潰していきたいと思います。
同一人物を否定する反論たち
1.声優が違う
あんなの母親はクレジットが明かされていますが、みくる役の本渡楓さんではなく真堂圭さんです。同一人物ならキャスト分ける必要がないのでは?ということです。
しかし私は分ける必要があると思います。正確に言うと「分ける意味がある」と思います。理由は単純で「キャスト同じだと一発でバレる」ということです。
いくらクレジットを隠しても、声優さんの声はわかる人にはわかります。
またいうまでもなく演じる本渡楓さんは察します。我々が察するようなこと、普段から台本を読み込む声優さんが察しないわけがありません。そしてそれが今後の演技に影響を及ぼすことは容易に考えられます。だって「今から演じるみくる」は「自分はあんなの母親」なんて思ってもいないのに「みくるはいずれあんなの母親なんだよなあ」という情報が入るのはノイズでしかないと思います。私が制作側なら絶対に伝えません。
いや、本渡楓さんは素晴らしい声優さんなので影響させず演じ切るかもしれませんが。
実際、同一人物の子供と大人でキャストを変えるということはそこそこあることですし、はっきり言って反論としては弱いと思っています。
2.みくるの名前を聞いた時のあんなの反応
みくるがあんなの母親であれば、小林みくるという名前は母親と同じ名前なわけです。正確には旧姓と同姓同名になるでしょうか。そんな名前を聞いてあんなが反応しないなんておかしい、というものです。
確かに全くの同姓同名を聞いて無反応は不自然だと思います。
しかし、おそらく小林みくるは結婚前の旧姓です。であれば同じなのは「みくる」という下の名前だけになります。まあお母さんと同じ名前なら反応してもいいかもですが、別に反応しなきゃいけないわけではないです。
…と、まあこれは流石に見方が同一人物説に寄りすぎているので、もっと根本的な話をします。
そもそも、あんなは自身の母親の名前を知っているのでしょうか?
いやね、我々はもう大人なので当然親の名前を知っていますよ。
でもあんなは中学二年生です。まだまだ世間的には子供。親の名前を知る機会がないということは十分に考えられます。書類とかで親の名前書いたりする?どうなんだろう、中学生でそんな書類を記入した覚えあまりないし、まだまだ親が記入する年頃じゃないでしょうか。
ましてや、メインターゲットである少女たちはもっと知らない可能性高いんですよ。ママとかお母さん呼びしてたら、名前で呼ぶ機会がありません。
ということで、ここは視聴者層やあんなの年齢を考えた時には十分説明がつく範囲だと考えています。
3.あまりにも分かりやすいからミスリード
要は見た目の酷似性などがあまりにも露骨な伏線だからミスリードで「あんなの母親がみくるの親族くらいなんじゃないの?」というものですね。
まあこれも先ほど述べた理由と同様の理由で反論に反論します。
プリキュアのメインターゲットは、少女たちなんですよ。
我々は大人なので見た目とか設定から展開予想とかしますけど、少女たちがそんなこと考えながら見ると思いますか?いや別に少女舐めてるわけじゃないですよ。
メインターゲットを考えたら、これぐらいわかりやすくていいと思います。
まあこのあたりは個人の感覚にもよりますけどね。この伏線がわかりやすいかどうか。
ただね、冷静に考えてみてほしんですが。
現代に戻った時に、みくると再会。
実は母親がみくる。
こんな衝撃的な展開を放棄してまで、捻る意味って何かあります?
それってメインターゲットが我々大人になってませんか?って思います。
…ちなみにミスリードがかつてのシリーズでもなかったわけではないです。
そう、フレッシュプリキュアですね。見る人によっては追加戦士になる人物を誤認する可能性はありました。歴代シリーズ見てたら誰が追加戦士かなんて一発でわかりますが、その前提で見るとマジでミスリード上手いなあ…と感心します。
まあなもんで個人的には、ここからどういう伏線があるのかというのが楽しみではあります。
1話時点では「ペンダントが同じ」ってのがありましたね。
あれ、ガチで「同じもの」だと思ってます。
4.あんなの母親の反応
個人的にはこれが結構気になるところです。
1話の最後、タイムスリップしてる事実に気づいたあんなが「私がいたのは2027年1月冬」と元いた時代を明確に話してるんですよね。
つまり、みくるも「あんながどの時代から来たか」を知ってるわけです。
となれば、2027年のみくる=あんなの母親は「あんながいつ過去に移動したか」を知っているはずですよ。となれば、もうちょいなにかしら備えていてもよいんじゃないの?って思うわけです。
しかもこれ、あんながタイムスリップしたのは自身の誕生日なのであんなからしたら衝撃だし今後日付まで話す可能性が高い。そうなれば、あんなの母親は気づきますよね。だって自分の娘が生まれた日が、未来から来たあんなと同じなんですから。
てかまあそう思うとそもそもなんで「あんな」っていう同じ名前をつけたんだってのも疑問に思ってくるわけですが、まあこのあたりはいずれ明かされるのでしょうか。それにしても怖いだろうな、かつてともに過ごした友人に瓜二つに自分の子がなっていったら。
とかくまあ、あんなの母親はあんながいつ過去に行くか知っててあの反応だったの?という疑問です。
とはいうものの過去に行くの止めたらタイムパラドックス起きかねないし、1話時点では「2027年1月冬」としか言ってないし、日付を正確に伝えたかも現時点では定かではないので、今後の描写待ちというところでしょうか。
ということでまあ、現時点ではどれもこれも明確にみくる=あんなの母親説を否定するものではないと言えます。
まあ冒頭にも述べましたがみくる=あんなの母親説も根拠は「見た目」であとは「展開への期待」というものでしかないのでどっこいどっこいでしょうか。
…ただまあプロデューサーコメントの「2027年という未来で、どんな「真実」をつかみ取るのでしょうか。」というのも、だいぶきになりますけどね。現代に帰ってきたときに真実をつかむとも読めるので。
それはそれとして、本編の話
そんなこんなで謎も楽しみつつなんですが、それと同じくらいキャラが好きです。
まあまずキャラデザがめちゃくちゃかわいい。はい、ブログの前のほうに戻ってOPの二人見てください。めちゃくちゃかわいいですね。
個人的にドストライクだったのが小林みくる。
敬語キャラというのはマイフェイバリットのソラ・ハレワタールや直近キミプリの推しキャラ紫雨こころを思い出させます。
そして「名探偵に助けられたから名探偵になりたい」と察せられる。
いやこれソラちゃんやん!となりました。
さらにさらに、ニジーが出した怪人に怯えてる姿がグッド!!!!!
1話にして折れフェチわい大歓喜の展開でした。
そして、そんなみくるに一歩踏み出させたのが主人公の明智あんな。
朝日奈みらいを思い出すような明るい髪色の彼女は、みくるを後押しします。
二人同時変身といい、魔法つかいプリキュアとの比較をどうしてもしてしまいます。みくるの若干のポンコツ感がリコを思い出させますよね。
そしてこの1話から察せられるように、これは「ふたりは」の系譜を継ぐ二人のプリキュアのガールミーツガールなんです。しかも、魔法つかいプリキュアやスタートゥインクルプリキュア(さらにマイフェイバリットのひろがるスカイプリキュア)と同様に「二人の別れ」が既に約束されている展開です。
まあとかく楽しみでなりません。
おわりに
ということで、今後の展開がいろんな意味で楽しみな名探偵プリキュア。
あんなの母親=みくるを完全に否定する描写がない限り、私はあんなの母親=みくるという前提で伏線探しをしながら作品に触れていこうと思います。
またほかにもキュアエクレールはだれだろう?という謎もあったりします。
他にもどれだけ謎が出てくるのか、今後も楽しみに見ていきたいです。
以後、名探偵プリキュアの記事は新しい謎や情報が出たら書くかもしれません。
プリキュア視聴から離れていた私が視聴復活した話
ブログ記事も久しいですが、実はプリキュア視聴から遠ざかっていました。
そんな私がいかにして視聴再開したのか、流れを記しておきたいと思います。
離れたのはなんとなく
視聴しなくなったのは別に大した理由じゃないんです。むしろ理由なんて特にない。別にキミプリが面白くないとかそんなことではないんです。
私の中ではひろがるスカイプリキュアが最高の作品の一つでした。それが終わりわんぷりが始まってからは、まあなんとなく見続けて最後まで結局見続けていました。わんぷりも面白かったです。
で、キミプリも見てましたが。いそがしかったり疲れてたりで4話の途中ぐらいで視聴を止めてしまったんですね。そこから「見よう」という気には、特になれなくて。
もしかしたら、ひろプリが終わってグッズ買いからも距離をおいて、プリキュアへの熱というのが下がっていたのかもしれません。そんな中でふとした忙しさで離れて、そこから戻ろうとするエネルギーはなかったのかもしれないです。
別に無理して見なくてもいいな、って感じでした。
そしてそれ自体も「まあそういうときもくるよな」って感じでした。ずっとシリーズに対して熱を持たなかったのはシリーズのせいでもないし、別に私のせいでもないというか、何かのせいにするほど大きなことでもない。
特に理由なく離れて、特に理由がないため戻らない。
それだけでした。
戻してくれたのは、ソラ・ハレワタール
そんなとき、とんでもない情報を聞きました。
『映画キミとアイドルプリキュア♪
— 『映画キミとアイドルプリキュア♪ お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!』 (@precure_movie) June 25, 2025
お待たせ!キミに届けるキラッキライブ!』
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♡♡♡♡♡ ┈┈┈┈┈┈
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⠀メインビジュアル解禁
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┈┈┈┈┈┈ ♡♡♡♡♡
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キラッキランランなライブ空間に#わんぷり & #ひろプリ も🏝️!?
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9/12(金)公開💖#映画キミプリ #キミプリ #プリキュア #precure pic.twitter.com/mAYElpNP7O
え?????ソラちゃん映画出るの??????
びっくりしました。昨年のわんぷり映画でも出たばかりで、以前までの直近三作品出る春オールスター映画の流れならまだしも、普通に油断してました。
で、ソラ・ハレワタールが出るなら私は映画を見に行かざるをえません。ソラ・ハレワタールの描写はすべてこの目におさめておきたいからです。
ただこの時点ではまだ視聴を再開はしていませんでした。
なんで視聴再開したのかはわかりませんが、映画公開がせまってきて「見るか・・・」となったんだと思います。
新たな出会い、紫雨こころ
そしてキミプリを視聴再開。そしたらぶっ刺さるキャラが出てきました。
そう、紫雨こころです。
もうねとにかく可愛い。うたやななに敬語使ってるの、後輩だから当たり前なんですが可愛い。ソラ・ハレワタールのおかげで敬語キャラが癖になってたのかもしれません。あと普通に見た目もかわいい。自身のロリコン化を疑いました。
父親が亡くなっているというヘビーな過去も抱え、そこも絡めた母の日回の質もやばかった。
まあとにかく、大好きなキャラができました。
ソラちゃんがキミプリに引っ張り戻してくれて、そこから手を引いてくれたのはこころちゃんでした。
そして映画へ
で、キミプリ映画を見てきたんですが。
めちゃくちゃ面白かった。
ネタバレを避けたいので伝わるようにいうと、私が一番好きな映画はトロプリ映画です。だから刺さって当たり前です。
また、この映画でうたの凄さや魅力がわかったといいますか。
中盤、一人歌うシーンがあるのですがそこの破壊力がやばかったです。
うたを完全に主人公として認識し、キミプリという作品に強く惹かれました。
おわりに
まあ何が言いたいかって、やっぱりソラちゃんってすごいっていうこととか私ソラちゃん好きすぎってことが言いたいのかもしれない。でもそこから視聴を継続できたのはキミプリって作品の持つ力です。
些細なきっかけで離れたなら、戻るきっかけも些細。好きなキャラが映画に出るってだけ。しかも他作品のキャラなので邪道っちゃ邪道なんですが。
ただどんなきっかけであれ、素晴らしい作品にまた巡り会えたことには感謝しかないです。だからきっかけなんてなんでもいいと思います。きっかけに貴賎なし。
ありがとう、ソラ・ハレワタール。
1日遅れのハッピーバースデー。
…あ、キミプリ映画はまじで面白いのでぜひとも映画館で見てください。
まじで映画館で見たほうがいい作品です。
わんだふるプリキュア36話感想
いやー、すごかったですね…。
何がすごいってひろプリ50話感想すら書いてない私が1年ぶりに「記事、書こう!」って思うぐらいに破壊力がありました。
実際、シリーズを通してみても「歴史の転換点」と評してもいい回だったと思います。
それほど衝撃でした。
ほな、久々に行きまっせ。
・悟の言葉
先週、メエメエの口から衝撃の暴露。
それによって感想は「メエメエよくやった」という肯定もあれば「ジンギスカンにするぞ」という強火(ジンギスカンだけに)な感想もありました。
私としても先週時点では判断難しくて。
たぶんメエメエのあれがなかったら悟がいろはに想いを伝えることはなかったんだろうなと思う一方、本人の意図しないところで想いを伝えるというのはやはりよろしくないと思いました。
で、今週どうなるかなと思いましたが。
まず、悟がちゃんと自分の口から「(恋愛的な意味で)君が好きだ」と伝えたのがよかった。誰かの言葉ではなく、自分自身の言葉でいろはに想いを伝えたという点。これは非常に大きかったと思います。
そして悟自身も「メエメエのアレがなかったら告白してなかった」と言っており、彼自身の優しさもあるのでしょうがメエメエの行いにも否定的な感情はなかった。まあ本人がオーケーならオーケーでよいのではないでしょうか。
なもんでまあ、賛否両論だったメエメエの行いは結果的にはいい方向に転んでよかったなと言う感じです。だからといってやっていいわけではないが。
・いろはの気持ち
悩めるいろは。こうなんというか、告白されて顔真っ赤になってるのがめちゃくちゃかわいいなあと思いながら見てました。
悩むのは「好き」の違いについて。友だちといるときと悟といるとき、どちらも「好き」であることには違いがない。では悟が告げた「恋愛的な意味」はどういうことなのか。
まゆが話を聞きに来ますが、彼女も未経験なので力になれることはなし。
そんなときに頼りになるのはお母さん。悟の気持ちにも気づいているし、いろはの反応から告白された?と推測します。さすがお母さんだぜ。
お母さんが語るのは「特別」ということ。
少なくとも明確に違いはあるわけですね。

ところでこの話をしているときに左手の薬指を触っている描写が印象的。
キーワードは特別。
いろはがそれに気づいたのは戦闘中でした。
悟がザクロに攫われ自分の目の前からいなくなりそうなとき、悟のことを考えそこで初めて「特別」であることに気づいたわけですね。
「悟くんじゃなきゃだめ」は明確に特別。彼の代わりなどいないってことです。
この気持ちに気づくまでの間の流れもすごく良いなと思っていて。
まず「悟が何度も助けてくれた」ことに言及した後で「『私が』助けになりたい」ってなってるんですよね。悟と行いに対して「私も」と返そうとしている。悟が今までしてきたことが報われた瞬間でもあるよなあって思いました。
それにしても、悟が攫われいろは(フレンディ)が助けるというのはまるで悟くんが囚われのお姫様でいわゆるピーチ姫的ヒロインのポジション。マリオ的な主人公がいろはというのはなんともプリキュアらしいなって思います。
戦闘が自然に本筋に組み込まれしかも重要な役割を担っているのもいいですね。
・犬飼いろはと兎山悟
戦い終わって。

変身解除のシーンがとても印象的。夕陽をバックに普段と違うアングルで、フレンディの髪が解除されたところまで映しています。
変身解除をしっかり描くことでキュアフレンディではなく「犬飼いろは」としてここからは答えるということを印象付けてる意図があるように思います。
そしてまあここからは永久にニヤニヤしっぱなしだったんですが。
まず悟が「助けられてばかり」と言ったあとに「そんなことないよ!」と悟に助けられてることを話すいろは。「困ったときにいつも悟の顔が思い浮かぶ」という特大爆弾に加え「頼ってばかりでごめんね?」とめちゃくちゃかわいく言ういろはに「頼ってくれて嬉しい」と素直な気持ちを返す悟。いやもう付き合っちまえよお前ら!!!
そして、悟への気持ちを伝えようとするいろは。


こむぎやみんなといるときは「わんだふるーっ!」
悟といるときは「わんだふる(しっとり)」
こう、身振り手振りで表現してるのが可愛いなと思うわけですね。
いろはが考えて表現した言葉を解説するのも野暮な気もしますが。
「わんだふるーっ!」は「楽しい!!」
「わんだふる(しっとり)」は「楽しい…落ち着く…安心する」といった感じでしょうか。
頑張って気持ちを伝えようとして、偉いぞいろはとなりました。
ほんでまあ、お互いに特別となったわけですが。
そのあたりはいろはが悟にわんだふるで言葉を伝える前の描写でもわかる。


互いの瞳に互いが映る。
これ冒頭では悟側にはいろはは映ってるけど、いろは側は何も映ってないんですよね。
そして、悟がいろはの瞳に映ったのはフレンディ時つまり戦闘中。攫われる悟が彼女の目に映りました。描写からも想いの動きがよく見える、演出に優れた回だったなと思います。
と、まあ特別な関係になったことは事実で喜ばしいのですが。
あえて「わんだふる」という表現を使ったことから、まあこれを「付き合う」とかの方面で見たりはしたくないなーという気持ちもあります。
おわりに
しっかりと想いを伝え、その想いにはっきりと応えた。
プリキュアシリーズの歴史を振り返っても、過去に例がない。
シリーズの歴史を塗り替えた瞬間と言っても過言ではないと思います。
超重要エピソードだけに作画も凄く、練られた話構成に演出の妙。
素晴らしい回でした。
おまけ:こむぎとユキ

こむぎを話に参加させないため、こむぎの遊び相手をするユキ。
何回もしてるから「まだやるの?」となってましたが、こむぎがいろはのほうに行こうとしたら「あーもうっ」と付き合ってあげる。
なんやかんや、いい子なんだよなあとなりました。
おわり
ひろがるスカイプリキュア43話感想
ましろとバッタモンダー、決着回。
なぜ彼だったのか
バッタモンダーの役割についてちょっと考えてみます。
結論から言うと、このポジは彼しかありえないなあと思ったりするわけです。
まずバッタモンダーからすれば、今更ソラ・ハレワタールにちょっかいをかけることはできません。23話で二人の間での格付けは終わっていて、今後バッタモンダーがどんなことをしてもソラちゃんが負けることはないでしょう。
なのでバッタモンダーからすれば、その相方であるましろにちょっかいをかけるというのは自然なこと。ソラちゃんに恨みがあっても本人にはもう勝てないので、ソラちゃんの大切なましろを傷つけることでソラちゃんにもダメージを与えられますからね。
とまあ、バッタモンダーからすれば十二分に説明がつく組み合わせなんです。
一方でましろ側から見れば物語上の意味が見えづらい組み合わせでもある。
ただ、お話を最後まで追えばその意味がわかりますね。
輝きを見つけられなかった二人
物語の当初、ましろは夢もなくこれといって秀でてると思っていることもない状態でした。そんな彼女はまずその優しさを色んな人から認めてもらいました。ソラちゃんからは『今のままでいい』とありのままのましろを、あげはからは『優しさに救われた』とましろによって救われたことを、ツバサも同じく懐かしい味の本当の意味を知ることができましたね。
バッタモンダーはアンダーグ帝国の力絶対主義で傷つき自尊心が失われていました。彼もまた、ましろと同じく自分に自信がなかったわけですね。他者より優れている点がないと自分を認めることができない、という点で二人は似通っていたのでしょう。
ましろの物語としての最後は、自分が誰かのおかげで自らの輝きに気づけ自分を認めることができたのと同じように『誰か』の『自分にとっての誰か』のポジションに立つことだったのだと思います。
強くなったね
ほんわか可愛い優しい系キャラ、という表現が適当かはわかりませんがましろといえば『優しい』というのがまず長所として挙げられるでしょう。
そんな彼女が今回見せた力強さというのがまた刺さるわけですね。
スキアヘッドの言葉を跳ね除け、助けると決めた自分の意志を最後まで貫いたこと。
そして一番彼女の強さを感じたのは、やはりバッタモンダーの心の光を見たとき。
『お願い、消えないで』と願うような言葉から一転。
『ううん、私が照らし出してみせる』と自らの力でなんとかしてみせると力強い言葉を放ってくれました。
トロプリのさんごのときも思いましたが、こういうかわいい優しいタイプの人物が強い意志をみせるシーンを終盤に見るとやっぱり『強くなったね』と思ってしまいます。
曇雨
…さて、そろそろいいですかね。
今回、本筋以外で特筆すべきところとしてはやはり雨濡れ曇りましろんとソラましです。

まずバッタモンダーであることを知ったときのましろん。
昼ドラに出てきそうな暗い雰囲気が好き。
そしてバッタモンダーが去ったあと、ソラちゃんが迎えに来ます。
雨降ってきたからましろの元に傘を持っていたわけですね。夫婦か?


1枚目の作画、ましろの視点で描かれていて凄く好きな表現。
そして、来たときはまだ耐えていたんですが。



決壊、からのこれ。
ソラちゃんという大きな存在が来たことで耐えれなくなって、
その後ソラちゃんによりかかる。
はい、これがソラましです。
もうなんか説明も野暮ですわ。見たらわかるでしょ。
おわりに
ということで私の癖ポイントを抑えながら、見事にましろ回を完結させたなあと思います。最後に誰かを照らし出す光になったというのが最高でしたね。その姿、まさにヒーロー。
そして次回からはついに物語の核心へ。えぇ!?ツバサが飛べるようになる個人回ラストはないんか!?と不安になったりもしますが、いよいよクライマックスに向けて動いていくということなのでしょう。
もちろん、最後まで見守るだけです。
ひろがるスカイプリキュア42話感想
物語の根幹である『ソラ・ハレワタールがなるヒーロー』に触れるお話。
憂いのあおきヒーロー
前話、何故アンダーグ帝国はこのようなことをするのかをスキアヘッドに問うたわけですが彼の返答がソラちゃんに迷いを生じさせました。
『愛するお方がそれを望んでいるからだ』
その言葉を聞いたソラちゃんは戦いを忘れてしまったようですが、何故そうなってしまったのかすら本人はわかっていない様子。それをずっと悩んでいるから様子がおかしかったわけですね。まあその様子がおかしい姿もとても可愛いわけですが。

あとアバンでの憂いを秘めたみたいな目が好き。
そんなおかしい様子をシャララが気づかない訳はなく、悩みを聞くわけですね。
ひとりで
悩むソラちゃんに改めて『君は君のヒーローを目指せ』と以前かけた言葉をかけるシャララ隊長。ソラちゃんも『大切な仲間と共に』と返し、シャララ隊長が何を言おうとしていたかはわかっている様子。
これは推測でしかないですが、困っているなら仲間に頼ってみたらどうだ?と伝えているのでしょう。また『君は君のヒーローを目指せ』という点は『正解ではなく自分の答えを大事にすること』を伝えているように思います。

ところが今回、ソラちゃんはあえて仲間には頼らないと宣言するんですね。
ツバサは猛反発、これに関してはかつてあの伝説の23話でも『仲間なんだから相談してほしい』と仲間であることの大事さを重視していた彼なので納得のいく動きです。仲間が悩んでいるなら力になりたいという意識が見えますね。
…ただ、個人的にも今回はソラちゃんがひとりで考えて答えを出すべき問題だろうなと思っています。メタ的な話になりますが、恐らくこの悩みについての答えはシャララの言うところの君のヒーローつまり『ソラちゃんがなるヒーロー』に直結します。であるならば、ソラちゃんが自身で答えを出すのが望ましいんです。
ソラちゃんの考えとしては『ちゃんと自分と向き合うことでないと答えが出せない』というもの。あげはの言う通り、自分のことはきっと自分にしかわかりません。何故戦いを忘れたのか?戦いを忘れた自分を見つめることで答えにたどり着けるんでしょう。
あえてひとりで答えを出すことを選んだソラちゃんの行動に納得できるし、個人的にもとっても好きな話の流れです。
あなたはあなたのヒーローを目指してください。
きっとそれが素晴らしい物語の結末を生み出すことでしょう。

…それだけかっこよく『ひとりで答えを出す』って決めたのにBパートでいきなり『見つかりまーせん!!!』ってなってたのは笑いました。これもまためちゃくちゃ可愛いんですけどね。
未熟なままで
結局のところ、悩む原因はスキアヘッドの言葉を聞いたから。だからスキアヘッドと話してみたら?というウィングの提案。あくまで『悩みの解決手段』を提示しているだけで答えに直結しない提案なのが良いバランスだなと思いました。
そしてスキアヘッドとの会話。
愛するお方のために、つまり誰かのために戦うスキアヘッドは自分たちと同じかもしれない。であればもしかしたら戦わなくても良いのでは?とソラちゃんは考えたわけですね。
根底の思いが同じなら、もしかして手を取り合えるのかもしれないという発想。このあたりのムーブって歴代シリーズでもあったと思うんですが、それをソラちゃんが悩んだ末の答えとして出すことでこの作品の意図にも沿う部分が出てきたように思います。
迷い悩むソラちゃんに対して、スキアヘッドは迷わないし悩まない。
戦う相手に興味を見出している事自体は否定しないものの、その欲求が『感情的』であること。そんなソラちゃんの姿を『未熟』と評するスキアヘッドでしたが、この言葉を受けてのソラちゃんの返しが最高でした。

これが未熟というのなら、未熟でも構いません。
未熟だから知りたいんです。
未熟だから、立ち止まらず前に進まなければならないんです。
考えて悩むことが未熟だと言うなら、それでいい。
それこそが仲間と共に私が目指すヒーローです。
もはや何一つとして削ることができないと感じたのでセリフをそのまま載せてしまいました。
ソラちゃんが目指すヒーロー、彼女自身が答えを見つけました。
そしてその答えが秀逸。『未熟』という十分に発達していない様を表す言葉を『常に答えに向かってあるき続ける姿』と別のポジティブイメージを与えています。まだ完成していないからこそ、完成に向けて歩き続けることができる。常に何が正しいのかを考え探し続ける。そういう生き様こそがソラちゃんの目指すヒーローなのでしょう。
まーとかく、めっちゃやばいなこれって思いました。
ある意味で『未熟であることが完成形』になってるんですよね。
『未熟』であることを『答え』としたソラ・ハレワタールの答え。最高でした。
おわりに
ソラちゃんはしっかり答えを出したわけですが、スキアヘッドとの話は結局できず。そのあたりも解決させるんじゃないかって思います。対話パートはきっと来る。
そして次回はついにバッタモンダーの正体バレ、恐らくましろ最後の個人回。
彼女の出す答えもまた注目です。
…いよいよ終わりに向かっていくんだなと思って寂しくなりますが、最後まで見届けたいと思います。
ひろがるスカイプリキュア25話感想
ソラ・ハレワタールが可愛い。
ソラ・ハレワタールが可愛い
なんですか?この可愛い生き物。

・楽しみにしているのがお弁当。(ましろ作?)
・ゾウ見て『ビヨーンとしています』と反応。
・キリンを見て『あのお馬さん、首が伸びちゃってますよ』
・ウサギを撫でる。
いや、なんですかこの可愛い生き物。
本当に可愛いね。
エル
真実を知ったことでエルちゃんを大げさに扱ってしまう一行。運命の子であるということから、食べ物や服装や教育に拘ったほうがいいのか?と悩むわけですね。ただそれ自体はエルちゃんが特別であることに関わらず、子育てする親御さんたちはみんな悩んでることと普遍的な問題にしたのが良いですね。
この回の最後にはエルちゃんの分け合う姿勢が見られ、以前との違いも見られました。ましろの絵本のおかげ、そして動物を守ろうとしたのもソラの影響といろんなことを受け取っていっています。
そういうところからエルちゃんの成長を感じられるのが良かったです。
ミノトン
今回から登場した新幹部のミノトン。その気質は武人であり、アンダーグ帝国の目的はエルちゃんを奪うことにも関わらず『プリキュアを倒してから』という手段に拘っています。ちょっとおもろいやつ出てきましたね。これまでも戦いを楽しむ系の幹部はいましたが、目的よりも自分の主義優先するタイプはなかなかいなかったように思います。
個人的に好みですが、こういうタイプって敵さんが甘くなければ許されないタイプですよね。てかなんでこんなタイプ部下にしてるんでしょうね?強いからか。
おわりに
新幹部も登場で新たなクールの始まりだなあと意識する回ですね。
ということで下書きに隠していた25話感想記事を完成させましたが、さてあと14話ぐらい残ってるんですね。どのようにしていくかは未知数、できれば完走させたいですがあまりにも量が多い…。
ソラたちが育児に悩み向き合っているように、私もこの状況に向き合い悩んで答えを出していこうと思います。
ノケモノたちの夜のダイアナについて
ダイアナによってグッとこの作品に惹き込まれた側面があるので、
彼女のことを語る記事はいつか書きたかったんですが。
まー伸びに伸びてこんな時期になってしまいました。
ということで早速参りましょう。
誇り高き貴族
ダイアナといえばこの言葉につきます。
その誇り高き姿が見られたのは剣十字騎士団長との会合時。
家の名誉の回復を願う彼女にとって、彼の提案は一見良さそうに思います。
ところが彼女は断固拒否。
家の名誉、貴族の誇りとは『誰かに施されるもの』ではなく『命をかけて守るもの』だからです。なので例え勝ち目の低い戦であったとしても、戦って勝ち取る道を選んだんですよね。
もう既にかっこよさが天元突破です。
少女が立派に貴族やってるんですよ。なんと気高く凛々しいことか。
彼女の生き様はまさに貴族の誇りそのものだと思います。
あとこの姿勢、ロンドン対魔戦線編でも出てるんですよね。
ブラックベル家の敵とも言える剣十字騎士団長。その団長がダンタリオンとの戦いで傷ついた姿で立っている。団長はそのとき団員や市民を守るために戦っていました。そんな人物を倒すのはブラックベル家のなす戦いではないとナベリウスを止めました。
…強く拳を握りながら。
内に秘めた感情、想像に難くないです。
自身の想いよりも貴族の誇りを優先するその姿が本当にすごいなって思います。
もう尊敬の域に入るわ。
ダイアナとナベリウス
勿論、大悪魔ナベリウスとの関係性も彼女を語る上で欠かせません。
ざっくりいえば、ダイアナが思ってた以上にナベリウスはダイアナのこと気に入ってるんだぜって感じですね。
不死の辛さを問うダイアナにナベリウスは『片っ端から忘れるからよくわからない』と答えます。今さえよければそれでよいと。
その答えにダイアナは寂しさを感じたと思います。
自分はナベリウスといる時間が心地よいと感じても、ナベリウスにとっては『いつか忘れる過去』になるんだろうなというわけです。想いの大きさが同じじゃないと思ってたんですよね、ダイアナは自分の想いのほうが大きいと思っていた。
でも実際は、ナベリウスはダイアナを喪ったことで『どうだっていい』と厄災解臨に踏み切るわけです。彼にとってそれほどまでにダイアナの存在は大きかったことの何よりの証です。
この想いは一方的なものだと思っていた。
でも実際はお互い同じくらい想っていた。
そういう展開、大好き過ぎます。
おわりに
そんな彼女ですが、ウィステリアとの買い物楽しんだり、家族を喪った悲しみに追いつかれないように戦いに全力だったりと年相応の少女らしさも見せたりします。
年相応の少女が誇り高さを併せ持つ。
そのギャップこそが彼女の何よりの魅力なんだろうなと思います。