ノケモノたちの夜
ダイアナによってグッとこの作品に惹き込まれた側面があるので、 彼女のことを語る記事はいつか書きたかったんですが。 まー伸びに伸びてこんな時期になってしまいました。 ということで早速参りましょう。 誇り高き貴族 ダイアナとナベリウス おわりに 誇り…
人の想いとそれに惹かれた悪魔たちのお話。 ダイアナの決意 ウィステリアの想い おわりに ダイアナの決意 ナベリウスの召喚に命を賭した家族の契約は『ダイアナを護り、その命に従え』でした。つまるところ、ダイアナだけは助けてほしいという家族の願いです…
夢のような一時の終わり。 フレイムナイト、最後の感想です。 シトリ ダイアナ 光 フレイムナイト おわりに シトリ ずーっと『デモリリスは女版シトリだろ』とか『シトリとデモリリスで拗らせ2トップ』とか言ってたんですが、ついにシトリ自身が『同族嫌悪』…
それは悪魔なのか、それとも苦しんだ人間の成れの果てか。 デモリリスの最期が描かれた8話の感想です。 魔獣形態 初登場時は散々な評価をくだされた記憶がある限定解臨マルバスの魔獣形態。4足歩行がなんというか下僕というかペット感が強いなあと当時思って…
この回の感想はそのほとんどがデモリリスについて語ることになりそうです。 切り離せない苦しみ 感じてしまった おわりに 切り離せない苦しみ 十三災の災能はその死因に由来します。飢餓の悪魔であるデモリリスの死因は当然餓死、彼女の口からその時のことが…
もう少しでダイアナちゃん合流ですか? 滅菌 その心の内は おわりに 滅菌 ソル団長が合流。スノウ、現状報告と端的なやり取りするのが非常に好きです。合理性の塊だけあります。戦闘中は必要な情報の収集をまず優先、スノウもこれに応えて色々聞きたいことは…
あゝ、ナベリウスに抱えられているダイアナいと尊し。 大地の真実 おわりに 大地の真実 不毛の大地と飢餓の悪魔、なにかこう結び付けられるようで微妙に結びつかないなあと思っていました。そしてその答えはデモリリスの『歴史そのもの』という言葉に眠って…
扉絵が可愛いなあ。 もう一柱 関係性 おわりに もう一柱 デモリリスだけでも大概厄介なところに、同族に挑発したり他人のオモチャを壊すのが癖と語ったりと非常に厄介そうなゼファールの登場。ペストマスクから彼がどの災厄か予想されていますがいやはや考察…
扉絵が可愛すぎる。 ラングレイ デモリリス おわりに ラングレイ 今話で面白かったのはウィステリアやスノウの育ちが生きたってところですね。飢餓を災厄デモリリスは人間というか生物の天敵、死に直結する能力。その苦しみに対して自身が経験したひもじさが…
早くも敵ボスの登場です。 マルバスとスノウ 気高きもの 元凶 おわりに マルバスとスノウ いい関係になったなあと思います。 スノウが軽口で突っ込んで、行き過ぎたらマルバスに報復を受ける。もうこれマルバスとナベリウスみたいな関係になってますね。男児…
もう一度この作品の新たな一幕を読めることに多大なる感謝を。 かつての契約者 マルバスとオフェーリア マルバスとウィステリア 奥にいるのは おわりに かつての契約者 マルバスは長く生きてますから、当然過去にも契約者がいます。というよりマルバスがここ…
会談で示される貴族の誇り。 貴族の誇り おわりに 本題に入る前に一つ言いたい。 ダイアナが無事を祈ってくれる人がいて嬉しいといったことに『俺はノーカンかよ』とナベリウスが返すわけですが、これに『だってアナタは悪魔でしょー』というのが最高に可愛…
物語上でも顔を見せてきた、貴族の誇り。 この長編の肝の部分です。 交渉戦 何のために おわりに 交渉戦 話し合いを持ちかけてきた団長、大悪魔2体との戦いになった瞬間の方針転換は非常に柔軟。んでこの言い方がめちゃくちゃ頭いいんですよね。 いくら悪魔…
ヒリつく戦闘、侵される悪魔の絶対がたまらない。 奮い立つ少女と悪魔 何者? マルバスとナベリウス おわりに 奮い立つ少女と悪魔 化け物じみて強いらしい剣十字騎士団の団長、とはいえまさか大悪魔をボコれるほど強いなんて誰が思いましょうか?一瞬の出来…
開戦するブラックベル家VS剣十字騎士団。 格の差 落差 おわりに 格の差 いやー、今話も台詞回しのセンス爆裂です。 ダイアナの語る『格の差』というのは大悪魔ナベリウスと騎士団員の強さの差を指しているようにも取れて、前話で語っていたブラックベル家と…
開戦の夜。 客人の二人 騎士団の二人 貴族の二人 おわりに おまけ:騎士団のペアについて 客人の二人 スタンリー隊4人が近づいてくることに気づくウィステリア、やはり盲目が故に耳が良いということなんでしょうか。敵が近づいてくることでダイアナの身を案じ…
この回から少しずつ面白さの片鱗が見えつつありますね。 ブラックベル家 誇りをかけた戦い おわりに ブラックベル家 初代のブラックベルが悪魔とした取引、それは『今後のブラックベル家の直系男子は悪魔が視える目を持って生まれるように』とのこと。…いや…
悪魔と契約者、悪魔と契約者。 交わる運命。 マルバスとナベリウス ダイアナ 剣十字騎士団 おわりに マルバスとナベリウス あまり仲が良くないというか、少なくとも仲良しこよしではないと思ってましたがナベリウスの笑い飛ばし方が面白すぎますね。完全にマ…
一気に面白さが跳ね上がったエピソード。 ブラックベル家編、開幕です。 血染めの晩餐 大悪魔と人間 おわりに 血染めの晩餐 見開きでいきなりのショッキング映像。 覚悟の上というダイアナのセリフと血塗られた食卓、そして大悪魔ナベリウス。これらから『ダ…
エピローグ、そして壮大なる仕込み。 偶然の契約 守るために 悪魔と契約者 おわりに 偶然の契約 悪魔は契約なしには動けません。これは大網でも縛られている絶対のルール。ですが契約というのは対価と願いで成立してしまいます。入水した女性の呟きが願いと…
世界が広がったように感じた回。 悪魔を狩る技術 おわりに 悪魔を狩る技術 まあなぜ世界が広がったように思ったかって、やっぱタケナミですよね。 日本刀。 退魔加護も付与していないにも関わらず、その純粋なる斬れ味で大悪魔マルバスにダメージを与えるこ…
真実を知った少女の魂の行方は何処へ。 剣十字騎士団 弱き者の戦い おわりに 剣十字騎士団 モリーいわく、川の悪魔は女をたくさん食ってる大物。それをあっさり倒す騎士団の二人が半端ないですね。ケイトさんはガンナー、タケナミは剣士なので遠近のバランス…
悪魔と契約者、2組の交流です。 見栄っ張り ノケモノたち おわりに 見栄っ張り 人間態を多用すると消耗する。それにより動けないマルバス、ですがウィステリアのお腹の虫は大きく鳴り響く。このにっちもさっちもいかない状況にモリーとハリエットが来るわけ…
出会いと別れ、その序章。 リバーサイド・マーダーの開幕です。 …よく考えたら、このエピソードもド級の伏線だったなあと思います。 湖の悪魔との契約とか。 別の契約者 お友達 おわりに 別の契約者 ウィステリアにとって初めて出会う別の契約者です。ダイア…
巻頭カラー回ですね。 次シリーズや次々シリーズへの伏線がある回。 スノウの相棒 タケナミ、なんとなく察しながらもあえて突っ込まない。非常に飄々とした人物ですね。こういうタイプはキライじゃないです。しかしおまけでも語られてましたけど、初登場時は…
序盤だと一番好きな回。 今思えば、花火を打ち上げていたことにも意味があったのかなと思います。 ガイ・フォークス 時の流れ おわりに ガイ・フォークス 300年という時でも、悪魔からすれば一部にすぎません。 すべてを失ったであろう人間が、最後に願いの…
ついに彼女が来ます。 年頃の女の子 もう一人の女の子 もう一人の? おわりに 年頃の女の子 スリーサイズを知られたくないけど、興味もないと一蹴されるのもそれはそれで複雑な乙女心。そして自分の身につけてるものは一度マルバスの手に触れたもの、という…
マルバスとウィステリア、二人の旅の始まりの回。 景色の見え方 景色の感じ方 おわりに 景色の見え方 言うまでもないことですがこの二人には色々違いがあります。まず種族違うし。 その中で今回は景色に対する感じ方にまず差があるんですよね。 長寿のマルバ…
奇妙な3人の会話回。 仲良くなった? 温かな抱擁 おわりに 仲良くなった? スノウにまた会えたことと、大切な二人が仲良くなれたことを喜ぶウィステリアがとても可愛らしいですね。 …え?二人が、仲良くなった?? いや絶対そんなことないよ。 ウィステリア…
ウィステリアをめぐるマルバスとスノウ。 そしてウィステリアの出す答えが注目な第6夜です。 血の繋がりか、契約か 選ぶのは 契約の意味 おわりに 血の繋がりか、契約か いろいろな思惑が絡み合った複雑な関係性の三者です。 スノウからすればウィステリアは…