ひろがるスカイプリキュア18話感想
シリーズの歴史が塗り替わった瞬間。
男の子たち
昨今、そういうカテゴライズするのもあれなのかなと思いながらあえて言うとプリキュアは女の子向けに作られた作品です。これ自体は事実なので動かしようがないと思います。決して私みたいな人たちに向けて作られてないです。いやそれでも普通に楽しめるから凄いんですけど。
話が逸れそうなので戻しますと。
そういった作品で『男の子』が『少年のプリキュア』に対して憧れを口にすることは明らかにシリーズの歴史が塗り替わった瞬間だと思います。どっちかだけでも大ニュースですが、合わせ技で来ましたね。
羽化のとき
そしてもう一つの塗り替わりといえば成人であるあげはのプリキュア変身。成人といっても現代の成人であり18歳というところからもうちょっと攻めてもよいんじゃないかなあとも思いますが、今まで17歳がオールスタープリキュアにおける最年長であったことを考えると相当の差であることは違いないでしょう。
その変身自体も『最強の保育士も最強のヒーローも目指すところは一緒』という接続が良かったですね。最強の保育士になりたい≒大切な人を守る≒プリキュアというのが良かった。あげはにとってのプリキュアもまた、自身の理想を体現する手段なんですよね。
既にスタンスはヒーローであるプリキュアとなんら変わらないあげはがエルちゃんから力をもらって変身というのは何も不思議なことではないのかもしれません。
おわりに
大切なものを守るというあげはのスタンスからたけるくんも最強とはなんなのかを学んだというのが良い着地でしたね。
さてバタフライ変身でメンツも揃ったので、次回は再びあげツバ回といったところでしょうか。やはり2組のふたりはで推してくる展開のようですね。
最後にどうしても言いたいことを。
夏服可愛いですね!!!!
どことなくトロプリっぽい動きだなと思ったら演出がトロプリSDの土田さんでした。やっぱりね。