ひろがるスカイプリキュア3話感想
視点を変えて、ましろやエルに焦点が当たっていた。
そう感じた3話です。
…まあ普段あんだけソラソラ狂ってる私がそういうくらいなので多分そう。
まっすぐな人
それはそれとして今日もソラちゃんが爆裂可愛いです。
心で思ったことがそのままストレートに表に出るのが見ていて非常に愛おしいし可愛いなって思うんですよね。
パンを食べて『とっても美味しいです!』っていうのとか、それを作ったのがましろと知ったときに『凄いです!』『プロ級の味です!』と褒めちぎったり。エルの気持ちを感じ取れるのはましろの優しさの力だと言い切ったり。そのあまりにまっすぐな言葉に言われたましろも思わず照れる。いやましろも可愛いですね?一粒で二度美味しい、ごちそうさまです。
そんなめっちゃ可愛いソラちゃんですが、毎度の変身前に『ヒーローの出番です』というときに若干の間があるんですよね。まるでその言葉で恐怖を振り払っているかのように。
ヒーローの出番、ヒーローが必要だと言い聞かせることが恐れを乗り越える彼女なりのスイッチなのかもしれませんね。思えば、この言葉を使うときは常に恐怖が横にありました。最初の鳥に乗っているときも、なんやかんやで怖かったのかもしれない。怖くないですよ、じゃないんですよね。怖がっていたらダメ、みたいなニュアンスなんですよね。
恐怖に打ち勝ちながらヒーローを目指すソラはやはり応援していきたいです。
早く折れへんかな。
…ところで、エルにミルクをあげたあとの『もういいの?』の声色がやばくてやばかったです。慈愛に満ちている。
同じだから
さて本筋。
今回のお話はエルがなぜ泣いているか?からスタートしました。その理由は両親に会いたいから。その気持ちに気づいたのはましろでしたが、それは彼女も同じ気持ちになったことがあるからでしょう。
冒頭、お父さんとの通信。あまりの愛情表現に思わず子供じゃないと照れてちょっと意地はっちゃいましたね。今はそこまで寂しくないかのように見えますが、通信直後の表情などを見るとやはり少し寂しげなように感じます。この作画がまた絶妙。
そして、もっと幼い頃のましろはどう感じていたか?が重要です。エルの気持ちがわかったのは、今も少なからず感じている寂しさに加え、幼い頃の自分も似たように『会いたい』と思った経験があるからではないでしょうか。
なにせ、声高に『エルを両親に会わせてあげたい』というぐらいですからね。
寄り添えるましろの優しさが光ったなあと思います。
それと…
エルちゃんは爆裂可愛い。
おわりに
エルの気持ちに気づき、エルの顔を見た王様の言葉が自身の父と似ていたことから同じように父の愛を感じたという構成。そしてソラは『隣に友達がいるから寂しくない』と語り、自身が友達であることに嬉しさを感じると同時に自分もまた『隣に友だちがいる』ことを改めて感じる。『同じ』であることに焦点が置かれていたようにも思います。
そんなましろはいよいよ次回変身。今回もエルの側にいて守っていたからこそソラは背後を気にせず全力で敵に迎えたわけですが、いよいよ後ろで支えるではなく横に立って戦うとなるわけです。彼女もまたヒーローになるわけ。
ソラの憧れの人→ソラ→ましろと、本物のヒーローを見たことによる連鎖が続いていってるように見えますが、果たしてましろの変身は如何なるエピソードで紡がれるのか?
今から非常に楽しみです。
最後に、気になったこと。
いや、距離近ない??