デリシャスパーティプリキュア40話感想
あー、このあまねちゃんの視線めっちゃ好き!!!!!!
緑の戦士
これまでプリキュアたちと共に戦いながらもその正体を明かさずチームデリシャスパーティプリキュアからはちょっと外れた位置にいたブラックペッパーですが、この話でほんとうの意味でチームインしたと思います。
まず要所要所でブラペモードのかっこいい決めた声ではなく拓海の素の喋り方になっていた点。正体を隠した謎の戦士ではなく、拓海の気持ちが顕になった戦士なのでより味方感が強いです。
拓海の気持ちに関しても非常に良かったですね。
彼はプリキュアでもなければクックファイターでもない。本来であればブンドル団と戦う義務がない人です。そんな彼が『笑顔を守りたい』っていうたったそれだけの強い想いで戦士になるっていうのがめっちゃ良いです。いわゆるヒーローは力や使命よりもまず想いが大事って価値観が反映されてるように思います。
そして演出面も見事でした。
もうこれブラペが緑キュアやん。
ゆいと拓海
いやもう、描き方が最高です。
しゃあ!!ゆいの泣き顔ゲットや!!!!
彼女をこうさせないようにした拓海がゆいをこうさせたってのが構成として面白いですよね。
そしてゆいの気持ちもキュンとしました。
今まで味方してくれていたのは、まさかの幼なじみ。
情報の大洪水に処理がしきれなくなって、思わず涙となってあふれるってのがなんかすごく良かったです。自分でもなんで泣いたのかわからない感じがすごく人間っぽかったです。
そしてここで涙が出てきたっていうのが、ゆいの中での拓海の大きさを示しているんですよね。大きな存在だからこそ、新たな情報が付加されたときに存在量×情報が莫大な大きさになって処理しきれなくなったわけです。
でも最後には、拓海がブラペで嬉しいっていう素直な気持ちが残った。
良い関係性だと思います。
もうこれ、距離感が家族なんですよ。
多分おじいちゃんとおばあちゃんになっても、二人はこんな感じで座ってる。
そんな未来のビジョンが見えました。
おわりに
段々とセクレトルーのこともわかってきて、ゆいも彼女に歩み寄ろうとしています。
そんな中で来訪するフェンネル、怪しさ満開。今話もお料理が消えていることを自分から連絡すると言っていますが、あれぜーーーーーったい伝えてないですからね。ローズマリーはシナモンからその情報を得てるので、フェンネルが伝えてないことに対して違和感が出ないようにしてるだけです。このあたりも仕込み方が絶妙なんですよね、気づかれないように仕込んでる。
衝撃の41話感想をお楽しみに。