デリシャスパーティプリキュア41話感想
聖夜に明かされる真実。
本当のごちそう
普段は海に出ているためあまり出番がないゆいパパ、久々に帰ってきて娘との交流。これがもうほろりと来ました。
まずゆいからのお礼、いつも遠くで独りで頑張ってくれてることへの感謝。家族にも会えないって辛いですよね。お父さんの『そうか』の声色といい、すごくぐっと来ました。
彼が頑張れるのは大好きな家族のため。
そんな大切な娘が自分のために初めて作ってくれたおむすびが何よりのごちそうってのがまた良い。
料理は気持ち、ということです。
セクレトルー
ここまでたくさんの描写があったセクレトルー。
完璧ではなかった、料理ができなかったことでおそらく恋人が離れていった過去があったようです。発言から推測するに、仕事でも彼女の凄さを妬んだ輩になにか足を引っ張られた過去もあるのかもしれません。
完璧を目指してブンドル団に協力するわけですが、その最終目標って彼女自身の幸せであり笑顔のため。そこに切り込んだゆいの言葉がとても良かったと思います。
誰かの大切を奪うことでは本当の笑顔になんてなれない。
とてもゆいらしい真っ直ぐな言葉です。
フェンネル
そしてここに来て遂にゴーダッツの正体が明かされました。
1話からなんとなく怪しいと根拠のない疑いをかけられていたフェンネルこそがゴーダッツ。なんやかんやで本命に戻ってきた感があります。ここ数話での感想でも書きましたが、最近は彼がゴーダッツであることをうまく隠しながら表現してたんですよね。
そもそもこっちに来れた時点でもう一つスペシャルデリシャストーンを持ってると見ていいですからね。なんだよ別のルートって、そんな簡単に異世界移動ができてたまるか!!ローズマリーには自身の来訪隠してほしいと言ったり、怪しさしかない。
で、なんで彼がゴーダッツになったのか?を考えていくと。
まあ…その…嫉妬じゃないかなあ…って話になるんですよね。
過去の回想、そして今のブンドル団の制服やゴーダッツのホログラムにジンジャーの面影が見えることからフェンネルはジンジャーに対してただならぬ想いを持っています。ただの師匠と弟子ってだけじゃなくて、もしかしてフェンネルにはもう親がいなかったりするのかな?ジンジャーが親代わりにもなっていたというか。
そんな師匠の作ったスペシャルデリシャストーンを、後から来たシナモンが受け継ぐことになった。そりゃもう溜まったもんじゃないでしょう。
こうなってしまったことに対しては良くないよと言いたいですが、こうなってしまった気持ちはちょっとわかってしまう。それほど彼にとってジンジャーは大きかったんだと思います。
彼については42話も放送済みなんで、次の話でたくさん書こうと思います。
おわりに
パーティではゆいの踊りながらの爆食いとかプリキュアメンツの関係者全員集合とほんわかでしたが、最後には変身解除まで追い込まれるプリキュアたちと一気にシリアス。クライマックスに向けて盛り上がってきた。
次回ではVSブラペらしいですが、これも楽しみですね。
おまけ
ナルシストルーがりんご飴じゃなくてりんご食べてることに感動しました。
少しずつ、好きな食べ物を増やしていってね。