べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

デリシャスパーティプリキュア26話感想

あまねに辛いもの食べさせたい。

 

 

 

 

野菜の王様

 

ピーマン、子供が嫌いな野菜の代表格と言っていいでしょう。私も小さい頃は苦手でした。今は食べられるようになってます。今回と同じように細かく刻んだピーマンを入れられて克服させられたのが懐かしいです。何回かあれすることで慣れたんですよね。あの苦味も食べられるようになったといいますか。

 

ここねとコメコメは同じように『生のピーマンを食べて、苦くて苦手になった』とのことですがとてもわかります。調理前の苦さはそりゃあ子供には辛いと思います。生でニンジンやピーマン食べてる子が主人公?アレはちょっとおかしい特別なので。

 

 

さて、嫌いなものがあればそれを克服しよう!というのがまあ王道の流れなんですが、そこはプリキュア。やはり優しさに溢れています。

 

まずあまねの『無理に食べることもないと思うが』というセリフ。これによりキライだから食べないという子供を肯定しています。そもそもお話の流れとしても『美味しく食べよう』というのが第一スタンスであり、キライな状態のものを無理やり食べさせようとはしていません。あくまで苦い→美味しいにしてから食べようという感じですよね。

 

あとはローズマリーの『初めてのものでも食べてみることにしてる』という言葉。いわゆる食わず嫌いに向けた言葉ですね。後にここねが轟さんに『世界が広がっていく』ということを言われますが、それにも通じるお話です。

 

出典 デリシャスパーティプリキュア26話

 

世界が広がっていくというセリフに合わせて空を映す演出、好きです。

 

初めてのものでも食べてみることで世界が広がるわけですね。

もちろん、世界は広がるに越したことはありません。

 

食がテーマのプリキュア、やはり触れ方が素晴らしいです。

めちゃくちゃ感想書けちゃうわよ。

 

そりゃあ惚れるって…

 

出典 デリシャスパーティプリキュア26話

 

急に何の話やねんって話なんですが、もちろんゆいと拓海のお話です。

 

今回もゆいが『拓海もきてくれるなら嬉しい』と無自覚ならひどいぞ…と思うようなセリフを言ってたわけですが、なぜこれが無自覚ならひどいと思うかというと拓海がゆいのことを好いてるからであって。じゃあ拓海がゆいのことを好いていないなら問題ないのかというと、普通→好きにさせるぐらいに力はあるよなあと思うわけです。

 

要は『一緒になにかできるなら嬉しい』ってことなんですが、これや似たようなことを幼なじみの距離で言われる。つまりかなりの高頻度で言われるわけですよ。『一緒になにかしたい』と笑顔で言われると想像してみてください。そりゃ少なくとも悪い気はしないでしょうし、それが高頻度でくるとなるともう惚れてまうやろってやつです。

 

なのでまあ、拓海が惚れるのはもはや自然の摂理だなあと思ってきました。

嬉しいってことを素直に言えるのも、嬉しいって思えるのもゆいの魅力のうちなんでしょうけどね。

 

 

考察:デリシャストーンとゴーダッツ

 

さて、久々のガチ考察タイムです。

今回、デリシャストーンの設定開示がいくつかありました。

 

デリシャストーンの中でも特別なスペシャルデリシャストーンというものがあり、これはローズマリーフェンネルが持っているものです。で、これに酷似しているのがスピリットルーの動力源となっているデリシャストーンです。ゴーダッツはこれを『あの試作品』と表現していました。

 

また、ローズマリーの口からスペシャルデリシャストーンを作れる人物は『もういないのに』という言葉が出ました。ニュアンスとしては、既に亡くなっているとも取れるかもしれません。単純にクッキングダムから出ていっただけなら、作れる人はもういないという表現にはならないからです。世界のどこかに存在している可能性がありますからね。

 

で、以上の要素から見た上での予想です。

 

スペシャルデリシャストーンを作れる人物とはローズマリーの師匠。

・師匠は既に亡くなっており、ゴーダッツはローズマリーの師匠の思念体。

・スピリットルーの動力源のストーンはゴーダッツがセクレトルーに作り方を教えて作らせた。

 

ローズマリーの師匠は既に死んでいて、その残留思念というか精神のみが残っておりそれがゴーダッツになったのではないかなと思います。肉体がないことからスペシャルデリシャストーンの生成は不可能、ですが作り方は知っています。なのでそれを他者に教えることで作ってもらい、でも技術がそのまま継承されるわけではないでしょうからあくまで『試作品』と言われるレベルにとどまったのかなと。

 

で、書きながらおもったんですが。

 

スピリットルーって名前、スピリットが由来であることは間違いないと思います。そしてスピリットって精霊って意味もありますよね。さきほど言ったことをいきなりひっくり返しますが、肉体なきゴーダッツが精神エネルギーを固めたことにより作ったスペシャルデリシャストーンもどき(試作品)を動力源としているから、スピリットルーという名前になったのかなと思いました。試作品とは、これまでとは異なる方法でゴーダッツ自身が作ったスペシャルデリシャストーンのことなのかもしれません。

 

さて、真実や如何に。

 

 

おわりに

 

えー、実は今回の話で大事件が起きています。

 

ナルシストルーが一回も出てきてない!!!!!

 

出番と引き換えに延命、難しい問題です。