ノケモノたちの夜 第18夜感想
一気に面白さが跳ね上がったエピソード。
ブラックベル家編、開幕です。
血染めの晩餐
見開きでいきなりのショッキング映像。
覚悟の上というダイアナのセリフと血塗られた食卓、そして大悪魔ナベリウス。これらから『ダイアナが他者を犠牲にナベリウスを召喚した』という予測が立てられる展開。いやはや、恐ろしいですね。ナベリウスの『肝の座った女』という評価もその説を後押しします。目的のためなら手段を選ばないような強さが読み取れるかもしれません。
…と思いきや、剣十字騎士団の斥候は殺さずに生かして返してるんですよね。殺すことで敵に付け入るスキを与えてしまうからという理由みたいですが、どうにも殺したくないような感じです。ダイアナ、よくわからない。こういうとこ見ると血染めの晩餐もダイアナ主導ではないのか?と推測できる材料がありますね。
ダイアナとナベリウス、いずれこの二人のお話が来るだろうなと初登場時から期待していたので初っ端からとても楽しみ。
さて、血染めの晩餐の真実や如何に。
大悪魔と人間
一方のウィステリアとマルバスは雪の中を歩いてます。
いやいや、女の子におもっくそ雪降ってる中を歩かせるとか正気か?って話なんですが、ウィステリアが体調を崩した後の『脆い』『いつも通り歩いただけだぞ?』がマジで人間のことわかってないんだな…となってすごく興奮しますね。なんでこれで体調悪くするの?って感じが凄い。これぞ異種族ものの醍醐味、認識の差異。多分カップルでこんなこと起きたら別れてる。
まあそしてそこからの『彼女を助けろ』が面白かったですね。いやあなたお願いする立場ですからね??これ雑誌掲載時のアオリも秀逸だったんですよねー。
おわりに
ということで衝撃的な開幕からマルバス&ウィステリアがブラックベル家に合流するまでの1話。ブラックベル家が剣十字騎士団と戦っている?面倒な状態に押しかけたマルバスたち、巻き込まれること間違いなし。
果たしてどんな結末を迎えるのやら。