デリシャスパーティプリキュア13話感想
食べ盛りの君へ、イケメンパラダイスの13話や。
ピンとけーへんやろ？ネタを聞いても。
ということで、感想見したる。
ゆあんとみつき
え、宮田くんうっま…。
ぜんぜんタイプの違うイケメン二人を一人で演じる宮田俊哉さん、巧すぎてビビりました。宮田さんはアニメ映画のゲスト声優として出演する際、アニメが好きだからこそ本気でやりたくて浪川大輔さんに師事を仰いだ方なのでそもそも経験ありだしうまいだろうなとは思っていたんですが。いやうますぎるわ…。
宮田さんべた褒めパートで終わります。ちなみに私はみつき派です。
品田拓海
いよいよタキシード仮面と化した拓海。お父さんがデリシャストーンを持っているクッキングダムの関係者、腹ペコで行き倒れになってたあたりローズマリーと似ていて国民性（？）が出ていますね。
そしてデリシャストーンに拓海が選ばれたことで、こちらの世界の住人でありながら拓海はこの戦いに巻き込まれていくんですね。
さて、今話で拓海はかねてより抱いていたローズマリーへの疑念が払拭されたように思います。つまるところ、ローズマリーがゆいを戦いに巻き込んでいるのでは？という疑念です。でもゆいの言葉を聞いて彼女は『ご飯は笑顔』という信念のもとに『笑顔を守る』ために自らの意志で戦っていることがわかったんですね。
それをわかった拓海が『ゆいの笑顔を守る』ために戦う決意をしたのがとーっても良かったですね。みんな、自分の大事なものや守りたいもののために戦っている。とても好きです。
…まあ衝撃だったのは、衣装が別で着替えなければいけないってところですね。変身ちゃうんかい。というか着替える必要ある？？？
待望のナルシストルー
いやー、最高でしたね。
まずOPカット、ジェントルーが退場したことでナルシストルーが前面に出てきています。ポーズからしてとても良い。八重歯が見えてるのもチャーミングです。一番前に出てきているのも自信家な彼らしい。
そして本編ではその性悪さが出てきました。
彼はレシピッピだけでなく、その料理にまつわる大事な思い出も奪います。そしてその理由が『楽しそうに食べてるとムカつくから』というもの。いやー悪いっすねえ！！！！
でもこうあってほしかった。好きなことには別に理由がいらないように、嫌いやムカつくなどの負の感情にもさして理由は必要ない。ムカつくからムカつく、そしてそれが他者から見たときに酷い行動につながる。ナチュラルボーン悪役、これぞナルシストルーにもとめていた姿です。やっぱ悪役がちゃんと悪役してくれるのは良いです。
とはいえ流石にこれだと悪すぎて恐ろしキャラになってしまうのか、若干のネタ扱いもされて全体的にはマイルドな感じにしようとしていましたね。
『誰も待ってない』とここねに突っ込まれるわ、残念なイケメンとの評価を受けるわ散々な扱い。その余りのおかしさに『あの人も操られてるのかな』とらんに言われたのが一番おもしろかったです。その人、素だよ。
ブンドルバンクは奇妙な動きだったり、ネタに事欠かないです。
でも本人は全くブレないあたり、強いキャラだなーと思います。ネタ扱いに対してキレてたりしたら一気に格が下がっていたと思うので。
おわりに
イケメンパラダイスの13話でしたが、お話としてはラブラブ品田夫婦の馴れ初めにまつわる『料理の思い出』を出したことで『思い出を奪う』という敵方ナルシストルーの恐ろしさがより伝わる、きれいな構成だったと思います。ただのイチャイチャほっこりエピソードに終わらず、本筋に影響してくるので無駄がない。
ということで、次回はようやく拓海が参戦。タキシード仮面と言われていたあの状態にも名前があるんでしょうか？ゆいを守るために戦う彼の姿に目が離せませんね。
