べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

デリシャスパーティプリキュア9話感想

かみ合わない二人とわが道を行く一人のお話。

 

 

 

 

ここねとらん

 

どちらかといえば口数の少ないここねに対して、らんはマシンガンのごとく話していく。二人が違うタイプであることは間違いないですね。タイプも違えば好みも違うこの二人が互いに『うまくできてないのかな』と付き合い方に悩む今回のお話。

 

対策としてここねは相手と意見を合わせようと、らんはここねの話をちゃんと聞こうとしますが、まあどちらも自身を殺していることは間違いないですね。相手と意見を合わせるということは自分の気持を圧し殺すことになりますし、喋るのが持ち味の子がいきなり聞くに徹するのも振れ幅がすごい。まあリアルな話、らんはもうちょっと相手の話も聞いた上で自分の話をしたほうがよいと思いますけど。

 

で、まあコメコメのお世話パートで喧嘩するわけですが。

 

出典 デリシャスパーティプリキュア9話

 

いや~ふたりともめっちゃかわいいですね!!!!

 

っと、言いたいことはそうではなくて。いやそれも言いたいけど。

 

相手に合わせて喧嘩しないことよりも、自分の意見をちゃんと言って喧嘩したほうがよっぽど健全な友人関係だよなと個人的には思うわけです。

 

なのでまあ喧嘩したときはむしろ安心しました。自分を出したが故の結果なので。

 

 

オンリーマイロードゆい

 

自分を出すという点で、ゆいは理想形ですね。ずっと食べてましたからね。

 

パムパムとメンメンが事あるごとにゆいに頼ってきましたが、別に彼女は『二人の仲をうまく取り持つ』とか『喧嘩してる二人をうまいこと仲直りさせる』みたいなコミュ力があるわけではないんですよね。パムメンは一体ゆいに何の期待をしているんだ…。

 

ゆいは自分らしくあるだけ。

その上で色眼鏡など抜きにちゃんと相手のことを見て接している。

 

だから『ゆいとyou』において抜群のコミュ力を発揮できますけど、三者の関係性をあれこれできるスキルは別にないよなあと見ながら思っていました。パムメン、ゆいに絶対の信頼を置きすぎている。

 

まあ要は、自分らしくあることがコミュニケーションの第一歩ってことですね。

第一歩というか、スタート地点?

 

このあたりはローズマリーが最後にうまくまとめていて、さすが大人は違うぜ!って思ったり。

 

 

戦闘

 

デパプリの戦闘描写、やはり目を見張るものがあるなあと思います。

 

今週のピックアップシーンはこちら。

 

出典 デリシャスパーティプリキュア9話

 

…いや、めちゃくちゃかっこよくない??

 

え、何この構図ヤバ…と語彙が消失してしまうかっこよさ。カメラの視点が良いですよね。あえて背面から写し、プレシャスとウバウゾーを捉える構図がオシャレです。この後、技を放つぞ!というワクワク感もあります。

 

ワンカットとっても良いし、ここに至る動きも回転しながら飛び上がってたり魅せてくるのでとても楽しい。

 

デリシャスフィールドに背景が固定されたことで、その分作画のエネルギーを動きに全振りできるが故なのかなとか思ったり思わなかったり。

 

ナルシストルー

 

次回予告で出てた表情がガキっぽかったのでハマりはしなさそうかなーと思ってたんですが、なかなかどうしてカッコいい声に天才を自称する振る舞いで一気に心奪われました。そういう自信満々な態度、キライじゃない。

 

そしてどうもジェントルーことあまねは彼の発明品によって洗脳されてるっぽい?ですね。現地の子供を洗脳して手駒にするとか、この組織ヤバすぎますね??洗脳して部下にするとかシリーズでもそうない挙動をしている。

 

…ていうかあの、もしかして拓海も一回洗脳されたりしますか???そこから光堕ちしてタキシード仮面になるかもしれんなこれ。

 

 

おわりに

 

じっくりと人物や関係性を描写してきたため、あっというまに次回はパワーアップ回。ほんとあっというまの感じがしますね。

 

最初の山場、どうなるのか楽しみです。