ノケモノたちの夜 第15夜感想
真実を知った少女の魂の行方は何処へ。
剣十字騎士団
モリーいわく、川の悪魔は女をたくさん食ってる大物。それをあっさり倒す騎士団の二人が半端ないですね。ケイトさんはガンナー、タケナミは剣士なので遠近のバランスが取れています。と、スノウもそういえば銃を撃ってましたね。遠近でコンビ組むのは騎士団のルールかなにかなんでしょうか。
…それはそれとして、祈祷文を唱えながら狩る絵面はちょっと面白いですね。
そういうのって普通唱えてから狩りに向かうものちゃうんか、なんで唱えながら狩ってんねん!!!!
弱き者の戦い
マルバスがつけたタグはマルバスの一部、崩国の十三災と言われた大悪魔の彼の一部ということはそれはそれはとんでもない魔力が出てもおかしくない。そこを不審に思われてウィステリアもよきせぬピンチですね。護身用のアイテムがピンチを招くとはなんたる皮肉。
スノウから情報で剣十字騎士団は女子供でも容赦しないことはわかっています。いや別に血も涙もない鬼畜なわけじゃなくて、悪魔に関わった場合の話ですね。とにかく『子供であること』は追求を逃れる理由になりえない。
そんな状態でウィステリアが取った行動が『全身全霊の時間稼ぎ』というのは彼女ができることを最大限やってる感じがして良いですね。
それともう一つ。
この行動はマルバスへの信頼の表れなんですよね。
マルバスなら気づいてくれる、マルバスならなんとかしてくれる。
そんな全身全霊の信頼があるが故に、彼を待てたわけです。
おわりに
ということでやってきたマルバスはタケナミの剣をあっという間に破壊。格の違いを見せつけてのご登場。それができたなら不意打ちでタケナミころせただろとか言っちゃいけません!!命を奪うのはウィステリアがきっと悲しみますからね。
剣十字とマルバスの戦いが始まりそうな一方でモリーとハリエットが放置気味ですね。自分が霊体であることを知ったハリエットはどうするのか、はてさて。