デリシャスパーティプリキュア1話感想
ということで新シリーズの開幕です。
場所や人物の名前でテロップが出たり、ナレーションがあったりと色々変化も感じる新シリーズ。横文字の新規ワードの多さに悩むのは毎年のことです。
ほんじゃま、参りましょう。
エネルギッシュな和実ゆい
今作の主人公、和実ゆい。
とにかくめっちゃ食べるのとめっちゃ動くのが印象的。運動神経高い子は結構いましたけど、パワー溢れるってキャラ付けは珍しい印象です。成人男性（女性？）のローズマリーを抱えて運ぶってどんだけー。大量摂取の大量消費でとにかく豪快ですね。
『これ持ってて』でかばん預けてダッシュとか、やだかっこいい…。惚れちゃいそうになります。
それにしても美味しそうに食べますね。可愛い。
可愛いボーイの品田拓海
ゆいの幼馴染。食べ物の話題に『いいなー』と言ってきたゆいに『相変わらず食い意地張ってんな』とクール系男子装ってましたが、そのあとゆいも一緒にとなったときに顔を赤らめる。いやそんなわかりやすいフラグある？？？？まあ当のゆいはオムライスが食べれることにテンションがあがっている花より団子タイプなので先行きは不安ですが。
彼の服装、もこもこしたフードついててなんかもう可愛らしいんですよね。
そしてオムライスのレビューも『たまごのふわふわ感すご』と、たまごの食感に好感触示してるんですが。いやふわふわ感ってなに？？ワードチョイス可愛すぎません？？
と、まあ可愛さ全開の彼ですが。ひとつだけ怒るなら。
ゆいが泣いてる過去回想。後ろの子は服や靴を見るに拓海っぽいんですよね、上着や靴とか色まで同じです。おおん？自分がゆいを泣かせたんか？？それは良くないよ…。
と、まあ二人の馴れ初め（出会い）や過去もいずれ描かれるのかなと思うと期待が高まります。
しっかりした大人のローズマリー
今作の安心要素、マリちゃんことローズマリーです。
味方のいわゆるオネエキャラ、口癖といいどんだけーの方を思い出しちゃいます。このキャラ付けで声が前野智昭さんなんで『絶対面白いよこの人』って思っていたのですが。
実際は面白さに加え、歴代でも随一のちゃんとした大人でした。
腹ペコった彼（彼女？）を見かねて、ゆいが食堂に運んでご飯を提供したわけですが。それに対して『誇り高き香りから心の込め具合がわかる』とした上で『それをタダではいただけない』と言ってるんですよね。めっちゃ丁寧な人だってなりました。誇り高き香りという表現も好きですが、素晴らしいものには対価が支払われるべきという考えも含め、相手に敬意を払うことができる人なんだなーって思いました。
実際、頂いた対価として皿洗いという労働で返すときっちりしてます。
そして、レシピッピの問題について部外者のゆいを巻き込まんとする姿勢。いやー、こんな素晴らしい人物おる？って感じです。最初は味方ポジということでジョー岡田、オネエキャラのネタ具合からカッパードあたりのミックスかなって思ってたんですが。想像以上にしっかりした大人でいい意味で裏切られました。ネタ枠と思ってごめんなさい、常識人枠でした。異世界人なのに。
2話もそのあたりが焦点になりそうなので、楽しみです。
おわりに
らんちゃんは可愛いし、ここねは性格がハマりそうだし、ジェントルーは多分プリキュアになると思います。
ブンドル団も『ぶんどるぶんどるー』とクセになる掛け声があったり、面白いですよね。ジェントルー、紳士というワードからは英国紳士つまりイギリスが連想できますが、イギリスってご飯が不味いことで有名なので、レシピボンやレシピッピを奪う組織がイギリスモチーフっぽいのはプリキュア3人が和洋中モチーフなことと対比が効いてて面白いよなーって思います。イギリスの方、イメージで語ってごめんなさい。
OPではシルエットのキャラも居るので、これからの展開に期待大です。
ゆいはいつ頃曇るんでしょうか。まなつは曇らなかったので今作では是非。
