トロピカルージュプリキュア39話感想
さんごがめちゃくちゃ可愛かったです。
今週のローラ
ローラもモデルを志望し応募したわけですが、そのきっかけがさんごの姿を見てっていうのが可愛いですよね。おそらく『注目を浴びれるから』という理由もあるんでしょうけども。そして地上の郵便というシステムを知らないローラは応募用紙が届かず戻ってきて0回戦落ち。ムキーッとなりますが、そこから『さんごを絶対合格させる』ってなるのが良いですよね。なんだかんだで仲間想いのいい子なんですよ、私のローラは。
自分があおぞら市を離れているときに敵が来てしまったら?と不安になるさんごに対して『なんとかする』『なんとかなるんじゃなくてなんとかする』っていうのがとってもローラらしくてよかったです。とにかくなんとかするっていうのが自信満々の彼女らしさもあり、さんごが憂いなくモデルをできるように力強く言い切るのも気遣いの塊だったなあと思います。
私のローラは今週も輝いていました!!
きらめきにあこがれて
さて、今週のメイン軸はもちろんさんごです。
何かしら打ち込めるものがある皆を見て、自分はどうだろう?と不安になる彼女。さんごの中には可愛いものだったりメイクだったり好きなものはあれど、その気持ちがどれくらいなのか?という点には不安があるんですよね。だから試してみたいってことなんでしょう。
誰かに誘われてなにかをやるのではなく、
自分の衝動から生まれるものでどこまで輝けるのか?
さんごが『自分の好き』を信じるために、証が欲しいってことなんでしょう。まあモデル通ったら『自分の好きはモデルに通るほどなんだ』ってわかりますからね。気持ちはわかります。感想とかもやっぱ同意されたら嬉しいですからね。他者からの認めが欲しいというのは否めない人の性だと思います。
と、まあそんな感じでモデルに応募したことをまなつに話したわけですが。
濃厚なまなさんでした。
そしてさんごを褒めちぎるまなつ。まあさんごは可愛いですからね。でも宿題は自分でやろうね?さんごも見せちゃいかんですよ、まなつを甘やかすんじゃありません。なに目線なんでしょうね。
本当に好きなこと
さんごが本当に好きなこと、それに気づくまでの展開も秀逸でした。
自分の可愛いを伝えるだけにとどまらず、可愛いが伝わった人たちがもっと可愛くなることが好きだったり。自分が表に出るよりも、自分の力が他者を高めるサポーター的な役割のほうが好きだと気付いたんですよね。
それに気づけたのは、同じくモデルを目指すライバルにメイクをした後に『楽しかった』と思ったから。
そしてプリキュアで戦う時の自分の役割。
自分が防御を担当することで『安心して戦える』と言ってくれたこと。防御、縁の下の力持ちというかどちらかといえばサポーターの立ち位置ですが、そんな自分の働きをちゃんと頼りにしてくれている仲間がいるっていうのがさんごにとってはとても嬉しかったんだと思います。
モデル、メイク、プリキュア。
すべてが繋がって『好き』に気づいたって展開、素晴らしかったです。
交差する手で守るのは
コーラルのばってんシールドは『指をクロスさせる』ないしは『指を重ねる』ことで生まれていると考えられます。その能力の発展も素晴らしかったです。
人差し指だけでバッテン→5本指全てを交差させることで、自分+他の4人と5つのバリアを出すことができたんですよね。能力強化がちゃんと能力の規則を発展させている気がしてとても好きです。
そして、強く握りしめることで太く強くなるバリア。
私の好きはここにある。その言葉が今両手で守っているみんなのことを指しているようでとても好きです。
おわりに
心が決まりましたから。
なれるものが目前にあったのに、それが自分の本当にやりたいことと違うならあっさり手放すことができる。自分の好きを貫き通せる強さがさんごの強さってことなんじゃないかなあって思います。まなつの反応が古参オタクみたいで笑っちゃいましたけど。
初めは自分の意見をちゃんと出せなかったさんご、成長したなあって感慨深くなりました。リップシーンも出たし、さんご回はこれでラストでしょうか。
次回はみのりということで、こちらも楽しみです。