べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

ノケモノたちの夜 第2夜感想

実に約一ヶ月ぶりの更新、新生活が忙しいという言い訳!

 

このペースでやってたら終わるまでに新作品始まってしまうよとも思うので、少しがんばります。

 

 

 

 

異種族のズレ

 

さて、改めて読むと2話にしていきなり重要ポイントですよね。

 

私にとって彼は唯一無二でも、

彼にとってはきっとまだそうじゃない

 

マルバスの過去は長く、契約の対価で受け取ったもののことは覚えていてもそれが『どんな契約だったか?』まで覚えていない様子。客商売だったらぶっ飛ばされそうな話ですね。もちろん、自身も契約者であるウィステリアも心穏やかではないでしょう。マルバスにとって契約者ってそんな些細なものなの?と。

 

…まあ多分、既にこの時点でマルバスの中でのウィステリアめちゃくちゃ大きいと思うんですけどね。

 

悪魔と人間の寿命の違い、まずは最初に入れてきたなあという感じです。

 

 

食事

 

高級店にしか見えない店を『食堂』といったり『適当に色々注文』と居酒屋感覚で注文したり、このあたり面白いですね、マルバスの感覚のズレが出ています。

 

まずウィステリアがすごく美味しそうに食べるのが可愛い。おっと、声が大きくなってしまいましたね。小さな体のどこにそんなに入るのか?というマルバスの疑問ですが、そりゃあ幼い頃から貧しかった彼女はこれまで満足に食事もできなかったでしょうからね。いつもお腹を空かせていたことでしょう。満たされてよかったね、ウィステリア。

 

食事についての感想自体はマルバスは明かしていませんが、エネルギー変換の観点から見て非効率な食事に挑戦したのはウィステリアと共有したかったからですよね。これもまた二人の関係性の最初の一歩です。

 

 

契約はどこまでも

 

ウィステリアはマルバスにしてもらってばかりなことを気にしていたようですが、マルバスからすれば『たかが』趣味の道具が自身に何かを返そうなど烏滸がましいとのこと。めちゃくちゃひどいこと言ってますね…。まあていうかウィステリアという存在そのものがマルバスに何かを返しているのでしょうけど。

 

この一連のシーンは要は『そんなことを気にするな』をマルバス流ないしは悪魔流に言っています。そして『一緒に生きてください』という非常に重たい契約を結んだこと自体がマルバスの想いの大きさの証明になるって話ですね。そりゃ確かによっぽど気が乗らないとそんなしばりの強い契約しないですよね。

 

ウィステリアからすれば契約内容を忘れられた過去の契約者のように、自分もそれぐらいの存在になるんじゃないか?ということに漠然と不安を感じていたと思いますが。それはある程度払拭されたんでしょうね。

 

そんなこんなで笑顔になったウィステリアが可愛いですね!!

 

おわりに

 

まだ”彼女”が出てきてないのにこんなペースで飛ばしていて大丈夫でしょうかね。あまりノルマじみてもよくないのですが、まあ週1ぐらいで更新はしていきたいなあ…とは思います。