トロピカルージュプリキュア3話感想
いやーキュアコーラルめちゃくちゃ可愛いですね。
ということで本日は涼村さんごがキュアコーラルになる回。
それに伴って、さんごもガッツリ掘り下げられました。
1話2話で彼女に感じていたことも合わせてどうぞ!
私のさんごの印象
1話ではほぼ姿だけの登場で、2話でまなつと友達になったさんご。
『可愛い』と思いましたし『いい子か!』とも思いましたが、どうにもこうまだ情報だけに留まってるといいますか。例えばおしゃれやコスメが大好きっていうのも『へーそういう設定なのねー』ぐらいにしか思わなかったんですね。
まあといってもそもそもガッツリ掘り下げられたわけでもないですし、プリキュアになる話でしっかり描写されるのを見れば『涼村さんごはこういう子』っていうのをちゃんと掴めるかなーと思っていたので、そこまでは気にしてなかったんですけども。
3話を見たら、そう感じていたことはあながち間違いでもなかったのかなと思いました。
というのもさんごには自分の意見がほぼないんですね。
お揃いで買わないかという友人の提案にも。先生のドジに対する印象にも。
アイスが食べたいかという意思確認にも。アイスの味を選ぶときも。
今日の買い物の感想を聞かれたときも。
すべて相手の意見に合わせている。
実際すべてそう思っていて同意は本心からなのかもしれないですが。少なくともアイスの味には関しては直前までショーケースを見ていたのに友人たちがストロベリーチョコに決めた瞬間に『じゃあ私も』と明らかに合わせて同じものを選んでいます。合わせることで無用に和を乱さないようにしているといった印象でした。
度々描写されていたさんごの優しさから来るものなのかな?とも思いましたが。
人魚のローラに会ったときには可愛いと言っていたにも関わらず、友人たちが『人魚は変顔だよね』と言っていたことにも同調。自らの本心を押し殺し笑う表情が健気というかなんというか。本物の人魚にあったからわかるとは言えないでしょうが、それでも自分の本心を隠したのは事実であって。
優しさ、そして自分の意見を封じ周りに合わせる。
Aパートで見える涼村さんごのキャラクターはそんな感じでしょうか。
こうして考えるとイマイチさんごのキャラを個人的に掴めなかったのも、個人的に納得です。自分の意見を封じている子のキャラなんてそりゃ掴めませんぜ…。そういった雰囲気が1話2話であったかはさておき、なんか個人的に腑に落ちたのでよし!!!
溢れ出る想い
そんなさんごにとって、まなつはそれこそ太陽みたいな存在でしょう。
アレもソレも可愛い。アイスの味は迷いに迷って、皆とは違っても自分が食べたい味。他の子達が可愛いと思わないものでも、自分にとっては可愛い。友人たちに同意を得られず、一人で食べることになったとしても屋上で食べることを選ぶ。
周囲の意見に合わせること無く我道を行くまなつは、周りに合わせがちであったさんごにとって羨ましく眩しく見えることでしょう。まるでまなつは真夏の太陽。言いたいだけ。
ですがまあ自分の心なんていつまでも抑えたままでいられるはずもありません。
制服も入学初日で改造してたし。
人魚つまりローラが怪物を操る悪者だと言われたとき。
サマーとローラが敵の攻撃を受けピンチになったとき。
自分の友達が危機に陥ったときに、思わず動いてしまったわけですね。
ああもうとてもいじらしいじゃないですか。こういうときは理屈じゃないんですよ。心の衝動のままに行動してしまう。友達の意見に『違うよ』と言ったり、思わず『まなつ!ローラ!』とちゃっかり名前呼びして駆けつけちゃったり。
普段出せない本心が、怪物が襲ってくるという非日常になったときに思わず出ちゃうというシチュエーションがとても好みですね。
変身
そして溢れ出る本心とそれを止めずに押し出す勇気にパクトも反応。
新しいプリキュアの変身です。
か、可愛さの宝石箱やー!!!!!
それ以上言うことは特にありません。
皆さんバンクを見ましょう。可愛いという宝石が散りばめられてますよ。
おわりに
最後には自分の可愛いと思うものをしっかりと言えるようになってめでたしめでたし。さんごの『可愛い』は友達からも『可愛い』と言われているのが、まなつとの比較で面白いですね。自分の感じたことに自信を持ってよかったんですよ。
次週はキュアパパイヤ、突如現れた新たなキャラが新たなプリキュアに。
これまた楽しみですね。
おまけ:今週のローラ
さんごの可愛いを肯定することで、自分の可愛さを肯定しようとする思惑もあるローラがとても好きでした。
おしまい。ちゃんちゃん。