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主にプリキュアシリーズの感想と考察

ヒーリングっどプリキュア36話感想

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出典 ヒーリングっどプリキュア36話

 

これがナターシャの憂鬱ですか。したあかん顔してる気もして笑ってしまう。

 

夜中まで勉強したらしいですけど、多分途中でスマホやら本やら他のことやってて実際の勉強時間は30分とかやろうなあ…。

 

そんなナターシャことひなた回の感想、はっじまーるよー。

 

 

 

 

友人

 

5年ぶりにエリザベスことえりこと会ったナターシャことひなた。ひなたの『なた』からナターシャというところですかね。外国人の名前をあだ名にするのは小学生っぽくてなんか好きです。謎のあこがれがあるんでしょうね。

 

久々に会ったことも会ってか、ひなたはともかくえりこの方はうまく話せない。

 

そんな姿から、離れ離れになったら友達じゃなくなってしまうのか?とひなたは不安になってしまうのですね。そしてそれを今の友達、のどかとちゆにぶつけるわけですが…。

 

『ない』

『そうだよ、そんな未来ありえないよ。』

 

 

言い切るのどかとちゆ本当に好き。

『ずっと友達って約束したでしょ。』と16話での永遠の誓いを出してくるのが過去エピソードもしっかり拾ってきて好きですね。

 

まー実際問題難しい話ではあります。学校が違うということは一緒に過ごす時間が減るということ。自然と疎遠になることは十分にありえますよね。遠距離恋愛と同じ感じ。接する時間が少なくなれば考え方も変わるのは避けられないことでしょう。

 

まあ…それで友達じゃなくなるならそれは『友達』じゃなくて『ただ同じ学校の人』ってだけだったという話だと思いますが。

 

 

勉強

 

なにはともあれ一緒の高校に行きたい!でも今のまま、のどか84点ちゆ100点ひなた32点では到底無理!となって勉強に熱をいれるひなた。きっかけはどうあれ、やる気が出たのはいいことですね。

 

ただ実際は漫画だったりスマホだったりに気を取られ、これじゃいけないと片付けたらそれで疲れて寝ちゃったり、典型的なテスト前あるあるで笑いました。わかるよひなた、やらなきゃいけないと思っていてもついつい流れちゃうよね…。

 

経験ある。多分みんなある。

 

 

ちゆがひなたに勉強を教えるときも面白かったですね。

 

わからないところはどこ?

わからないところがわからない。

 

ひなたからすればそもそも『何がわかっていないのか?』がわからないので、何を聞いていいかもわからないんですよね。一方ちゆからすれば、わからないところがなにか判断できないって状況が理解できない。無論ちゆにもわからないときはあるでしょうけど『これがわからない』って判断できていて、だから調べることもできるわけで。

 

100あるうち、80わかって20わからないちゆに対し。

100あるうち、100わからないから何がわからないのかわからないのがひなたなんですね。

 

2人の学力の差によるすれ違いがとてもおもしろかったですね。

 

これリアルでもよくあるんですよね。できる人は、『できない人は自分とは違う見え方をしてる』と思って接しないと教えられない。結構難しい。

 

 

本心

 

ひなたはひなたで思うところがあるのでしょうが、それはえりこも同じ。

 

5年振りに会う友達、私は会いたいけど相手はどう思っているか不安。もしかしたら、会いたいのは自分だけなのかもしれない。そんな不安がある中で『今の友達』を楽しそうに見せてきたひなた。心の中の不安が増大して、ヤキモチつまり嫉妬も出てきてしまった。

 

無論、ひなたはえりこのことを今でも親友だと思っています。のどかやちゆのことを見せたのも、単に自分の近況報告に過ぎず他意はない。そんなひなたの行動もえりこの不安を煽る形になってしまったんですよね。

 

ここらへん面白いです。言ってしまえば『話せば解決する』ことではあるんですが、その会話そのものが気まずくて発生しないという悪循環に陥ってしまってたわけで。

 

そういった意味ではメガっちことメガビョーゲンの出現はナイスといえるのかもしれませんね。危機的状況にあったからこそ人の本性、この場合は本心が暴かれなんとなく生じていた壁が取り除かれたわけで。

 

ひなたとえりこの一連の流れは『人間関係』をとてもリアルに描いていたなーって思いました。

 

 

 

34話でも思ったことなんですが。

ヒープリは結構近い未来に焦点を置いている気がします。

 

ラストにひなたが勉強を頑張るとなったのは『2人と同じ高校に行きたい』という、中学生からすればとても近い高校生という未来の話。将来の夢とかより、もっと身近なところに目標を置いている。

 

そしてその目標も結構単純な衝動から来てると思うんですよね。いい意味で深く考えてないといいますか、すごくシンプル。つばさともう一度競いたい、のどかとちゆと同じ高校に行きたい。シンプルな欲求から来てるものが多いなって思うんです。

 

扱うものがより身近、だからこそ面白く感じるのかもしれませんね。お話の理解もキャラに対する感情移入も高くなりますからね。

 

 

おわりに

 

次回はダルイゼンが出撃。何をやらかすのやら…。

 

不安です。めっちゃ楽しみです!!!!!!!

 

おまけ

 

連想ゲームです。

 

 

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出典 ヒーリングっどプリキュア36話

 

Satisfaction、満足と百から連想されるものといえば…?

 

 

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出典 遊戯王5D's 33話

 

やっぱり彼ですよね。