ノケモノたちの夜 第56夜感想
ということで今週からできる限りノケモノたちの夜の感想も書いていきたいと思います。
とりあえず最新話の感想を書くこと。
そのうちブラックベル家編総括とかロンドン対魔戦線編の感想もできればなと思います。というかブラックベル家編でこの漫画を激推しすること決めたのに、まだまとまった感想書けてないんですよ!!!!!書きたいわ!!!!!!
そちらは少しずつ進めていくとして、とりあえず最新話の感想を始めます。
ラングレイ
目が見えない人はそれ以外の五感が発達するとは聞いたことありますが、ウィステリアのそれはもはや超感覚レベルになってますね。ブラックベル家編でソル=アダムズ剣十字騎士団長も触れていましたが、今回ホームズもそれについて触れワトソンはその能力にただ驚愕していました。ワトソンの凡人感が好き。
ウィステリアの超感覚ともいうべきこれは果たして本当にホームズの言うように『鍛え抜かれた感覚』で『他人から見たら異能に思える』ものなのか、非常に気になるところ。
ところでこの関連でちょっと気になる考察を見かけました。
スノウが願っていた
なんでもします、がんばりますから、俺にきょうだいをください。
これが偶然側にいた悪魔に聞かれて契約となったのではないか?
という話です。
そう、リバーサイドマーダーで投身自殺をした女性の死に際の言葉が契約になってしまったのと同じあれですね。悪魔が絡んだことで妹になったのであれば、ウィステリアに特別な感覚が備わってもうなずけるかなと思います。
そもそも兄妹揃って悪魔見えるのもなかなかレアなケースに思いますし。
スノウは偶然にも悪魔と契約したから。
ウィステリアは悪魔が関連して生まれたから。
それぞれ悪魔が見えるようになったという理由付け、ありえるかもしれませんね。
…と、ここまで見てふと思いました。
もし、スノウの願いが仮に契約になっていたのであれば。
スノウがブラックベル編で団長に連れて行かれる際にウィスが引き止めましたが、その際にスノウは『そう簡単に抜けられねえ理由がある』と言っていましたね。
もしかして、あのセリフは『悪魔との契約』が絡んでいたのではないでしょうか?悪魔と契約してしまったからその罪を祓うために剣十字で働いているとか。はたまた契約の対価が『がんばりますから』によって設定されてしまい剣十字で働かざるを得なくなったとか。理由付けは色々できると思います。
…まあとはいっても、水鏡の検査でスノウは背信がないと判断されています。少なくとも検査時点では悪魔とは契約していないと判断できそうですね。
ただ…過去に契約してたことまで水鏡は判断しない可能性はありますし、過去に契約した対価を今も払い続けているのであれば水鏡の検査をすり抜けることもできそうな気がします。
11夜でマルバスが耳を触られることは許可したのに、尻尾を触られることをやんわり拒絶したことが『封印環が尻尾についていたから』に昇華された作品ですから、期待してもいいかもしれませんね。
ダイアナとナベリウス
全然見かけなかった2人、ちゃっかりカリムと思わしき悪魔憑依体を捕獲していますね。
家族を失ったダイアナが何故折れなかったか、今一度理由を問うマルバス。いえ、彼にも当然推測はついているわけですが。
信念、そしてナベリウス。
誇りという矜持と、一緒に戦ってくれたナベリウスが彼女にとって何よりの支えだったんですよね。ブラックベル家編を再度思い起こさせてくれてありがとうございます!!
スノウを失ったことをこれから知ることで動揺するであろうウィステリアと手負いのマルバスでは戦力にはなりえない。故にマルバスは2人に頼るわけですが、開き直りが凄いなと思います。ていうかマルバスにとって屋敷破壊やウィステリアの看病は交渉の時の協力で返したつもりで、その後の共闘は貸した扱いなんですね。
思い出してしまいますね。上から目線で頼むのがマルバスを。
とはいえ、この展開は私とてもありがたい。ウィステリアとマルバスも勿論大好きなんですが、それと同等かそれ以上にダイアナとナベリウスの関係が好きなのです。2人が戦うのであれば恐らく限定解臨も見れるでしょうしね。ダイアナ&ナベリウス対ルーサー&ナベリウスといったカードでしょうか。
契約者といえば…。
剣十字騎士団長とアスタロトが並び立っているのになんか笑ってしまいました。アスタロト、作中でトップクラスにスタイルがいい美女枠なので団長が戦場に美女連れてきた絵面にも見えるという。
剣十字騎士団も迎え撃つ構えでしょうか?いやーワクワクですね。
おわりに
ということで56夜の感想を書きました。後々に効いてくる伏線が仕込まれた回になるのか、今後も注目していきたいです。
毎週続けていけるかどうかも注目ですね。
できたら水曜日に上げたいですけど、時間的に難しそう…。悩み。