ヒーリングっどプリキュア16話感想
とっても仲が良い友人がいたとして。
この関係(仲の良さ)がずっと続けばいいのに。そう願うことは普通なことだと思います。
さて、永遠不変などありえるのでしょうか?そんなお話。
大きな木の下で
永遠の大樹の下で友情を誓うと、永遠に友達でいられるという伝説。ジンクスみたいなものでしょうか…うージンクスと言うとなんとなくイヤな予感がするんですがなんででしょう。やめなさい。
永遠に友達でいられる。そんなことありえるのでしょうか?
…ないです!
いやだって、前話で証明してるじゃないですか。のどかとラビリンも友達でしたが、ふとしたことでケンカする。解決したからよかったものの、しなければそこでおわりでした。物事に永遠不変などありえません。それは作中でも示している。
ただ…哲也さんたちの場合は少し事情が違うといいますか。
永遠の『友情』ではなくなった、ということなんですよね。これまた示し方が上手いのですが…探してた友達ふたりには指輪がある。二人が男女の関係にあることは簡単に察することが出来ます。まあ男2女1の3人のグループなんてそんなもんよな…などという邪悪な発想が浮かんじゃいました。別作品だけど遼じいすげえとも思ったり。
3人の中で実際どういうことがあったのかはわかりませんが…。少なくとも『友情』という形でなくなったことは事実。長く過ごしていれば、気持ちの変化もあるでしょうしね。コレ自体は普通のことだと私は思うのです。
なんとも夢がない話になりましたが。
今を生きる3人はこれを見てどうするのでしょうか?
永遠の終わりと続く永遠
永遠不変はないと思いますが、永遠ならあり得る。そんな答えを最後にエレメントさんの姿で示してくれたように思います。
永遠の大樹は朽ち、遂にはエレメントさんも居なくなってしまいました。そこに文字通り芽生えたのは…新たな生命。新芽、それにはエレメントさんもいました。
永遠不変など夢物語。永遠に変わらないものはないでしょう。永遠の大樹が朽ちたように、終わりはどんなものにもやってきます。ですが朽ちた生命は産んだ新たな生命によって、生命の繋がりは続いていきます。
永遠に友達という関係は続かなかったとしても、夫婦と友人という関係は続けられる。地獄に見えますけど。遼じいすげえと思いました。(二回目)
永遠の大樹の下で誓ったその状態のままで永遠不変であるということはないのでしょうが。友情が深まるにせよ、一旦別れるにせよ。この3人はこの状態を忘れないでしょうし、何かあったとしてもこのときの想いに近しいものに戻ってくるのではないかなと思います。
それは完全な連続ではないんでしょうが。哲也さんたちもちょっと友達でない時が長かったですけど、それでも最終的には良い関係に戻れたわけですしね。
友情が深まるって百合を推奨してるわけではないですよ。
私もどんなことがあっても『プリキュアの感想を毎話書く!』というブログ設立当初の頃の気持ちを忘れないようにしたいと思いました!!
おあとがよろしいようで。