ヒーリングっどプリキュア19話感想
ビョーゲンズ出現で弱っているところに本物の風邪をもらったラテ。
弱ったラテ、察知に時間がかかり強くなったメガビョーゲン。追い詰められるプリキュア。そのピンチを脱するために、奇跡が起きる…!
過去最強の強さ
体調が悪いとメガビョーゲンの出現を察知できない。そのため、今回のメガビョーゲンはめっちゃ育ってましたね。バテテモーダは『今夜』と言っていたので、少なく見積もっても夜→朝になるまでの時間が経過していることになります。
蝕む範囲も山の表面一部と、もはや災害レベル。更に登山してる人がメガビョーゲンを視認できると、サイズも桁違い。
情報だけでもまあ強いわなあ…って感じですが、今回は戦闘描写も凝っていたように思います。
掴んだ相手を叩きつけた後、離さなかったり。ダメージを与えつつ、相手の動きを封じているという状態は崩さない。かなり狡猾です。蝕むということを最優先事項にするならプリキュアと戦う必要はなく、動きを封じて蝕み続ければいいんですよね。
育ったメガビョーゲンは知能も高いというお話でした。
弱きものの強さ
お手当は強くないとできない。かつてテアティーヌ様がラテに語った言葉。強くないといけないものはなんなのか、テアティーヌ様は語っていません。あえて…でしょうか。
病気で弱っているときのラテは強さを文字通りの意味で捉えていたと思います。ラテはメガビョーゲン出現時には体調悪化して戦えはしません。仮に体調が悪くなってなかったとしても、ただの子犬にできることなどありません。実際、今回もメガビョーゲンに立ち向かうものの簡単にあしらわれてしまいました。
そんな自身の弱さを自覚していたからこそ、過去最強のメガビョーゲンに立ち向かったラテの心はとても強かったと言えるでしょう。
駆け出す直前、足が震えていましたからね。恐怖はしているんですよ。これ一瞬の描写で表すの、無駄がなくてとても好き。恐怖を感じて、なお一歩踏み出すこと。それを勇気と呼ばずしてなんと言うのでしょう。
その心は強かったと思います。
新たなプリキュアの強さ
で、そんなめーっちゃ強いメガビョーゲンを圧倒する新たなプリキュア。まあ追加戦士が強いのはいつものことです。とはいえ…おそらく彼女は素で飛べますね。空中での機動力がおかしい。風のエレメントで変身してるが故でしょうか、風の力を利用して飛んでるんじゃないですかねしらんけど。
その姿はテアティーヌ様のパートナーであった先代プリキュアとそっくりらしいです。そして風のエレメントボトルを生み出してラテの体調の回復を試みます。うーん人間じゃねえ!クレジットも精霊少女となっていますし、どういうことなのこれは…。というかもっと他に名前なかったんですかね。
とりあえず予想の結論だけパッと申しますと…。テアティーヌ様の強い願いに反応した地球、先代プリキュアの像に宿っていた先代の意思。この2つから生まれた新たな生命ってところでしょうか。エレメントの温床たる地球が生み出したが故にエレメントそのものともいえ、先代の意思が反映され見た目はそれに寄り添った。
…まあこんな予想しなくても朝にはわかるのですが。
おわりに
次回予告でバンクが一部見えてましたが、動かし方で板岡さんだとわかりますね。待ってましたよこのときを…!
変身バンク、必殺技バンク、精霊少女の謎、変身に至るまでの流れ。楽しみなことはたくさんありますね。20話楽しみです!!
…なんか前の感想もこんな感じで締めたような?