ノケモノたちの夜 フレイムナイト 第4夜感想
扉絵が可愛いなあ。
もう一柱
デモリリスだけでも大概厄介なところに、同族に挑発したり他人のオモチャを壊すのが癖と語ったりと非常に厄介そうなゼファールの登場。ペストマスクから彼がどの災厄か予想されていますがいやはや考察する方々が流石といわざるをえないですね。
というか他人のオモチャを壊すっていう時点で大概アレなんですが、人間のことをオモチャと評してるのも大概アレなんですよ。今までで一番話が通じなさそうなやつだ…。
デモリリスも彼に比べればマシに見えますね。
関係性
数多の関係性が描かれるこの作品、まあ良い描写が多かったですね。
なんといってもマルバスとウィステリア。
オフェーリアとの約束を果たすためか、荒れ地になっている庭でなにか育てようとするマルバス。その心を見透かしてキラキラ目を輝かせるウィステリアがめっちゃ可愛いですし、素直じゃないマルバスも愛おしいし、グイグイいくウィステリアもより愛おしいです。
そしてマルバスがそういう気持ちになったのも、やはりオフェーリアとの関係性がよいものだったからでしょう。オフェーリアに関して言えば、きっといつかマルバスが自分の大切にしていたものをわかってくれると期待していたというか。それは本当に淡い期待で、なんなら『望み薄だけど、それでもわかってくれたら嬉しい』とかそんなものだと思うんですが。彼女がそう思ってしまうのはやはりマルバスに対して一定以上の想いがあったからだと思います。大切な人には、自分の大切にしてるものの良さをわかってほしいものですよね。
その想いに『今』応えるというのが、本編でのマルバスの変化が感じられてよいですね。
…あと、マルバスが『ダイアナ』呼びしてるの見逃しませんでしたよ!!!!
ウィステリアの前だからか知らんけど。
おわりに
段々と謎の核心に迫っていってますが、さてさてどう転ぶのでしょうか。
そしてダイアナちゃんは残りすべての十三災に出会えるのでしょうか。
扉絵の展開も注目です。