べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

ひろがるスカイプリキュア1話感想

始まった新シリーズ。

個人的に期待値が高かったのですが、その期待にバッチリ応えてくれた作品になってくれそうです。

 

ひろがるスカイプリキュア、1話の感想です。

 

 

 

 

ソラ・ハレワタール

 

まずは主人公のソラ・ハレワタール。ソラがどんな子かというと、とりあえずもうめっちゃかわいい。

 

活発な元気ガールでありながら敬語口調というのがもう最高に可愛いんですが。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話



 

崩れた顔や慌てふためく姿も最高に可愛い。とにかく愛おしいです。

 

そんな彼女が目指すものはヒーロー。ヒーローを目指すことが彼女の根幹にあるものであり、彼女の人物性を表すものになっています。

 

彼女が目指すヒーロー像は『私のヒーロー手帳』に記されています。

 

空の上を怖がっていたらヒーローは務まらない。

ヒーローは泣いてる子供を絶対に見捨てない。

相手がどんなに強くても正しいことを最後までやり抜く、それがヒーロー。

 

彼女は自身が描く理想のヒーロー像に自分を持っていくために努力を惜しみません。

 

まず肉体。

ヒーローを目指す彼女はパルクールというシリーズでも前代未聞のアクションをこなし、高い運動性能を発揮しています。更にOPでは正拳突きから上段蹴りと武道の訓練をしており、日頃から鍛錬を積み重ねているのが伺えます。

 

そして彼女が目指すヒーローとは、体が強いだけではありません。

 

もっと大事なのは心です。

 

ヒーロー手帳に書かれていることからも彼女の理想とするヒーロー像はまず優しかったり諦めなかったり心が大事だったりするのですが、それらを支えるものが勇気です。

 

1話を見ていると、彼女が時折怖がっているのがわかります。

 

例えば、カバトンが紫の穴を出したのですが。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話

 

『この穴は』と、もしかしたら前にも見たことあるような反応。

そして少し怯えているのがわかりますよね。うーん、いい顔だ。

 

ですが、その後の彼女は…。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話

 

恐怖はありながらも、飛び込むことを決心しました。

 

またランボーグに立ち向かうときも、ましろが引き止めたその手は震えていました。

それでも彼女は立ち向かっていったんですよね。

 

この恐怖を感じながらもそれでも一歩踏み出す、というのが非常に良いなと思っていて。ソラは別にあらゆることに動じないスーパーマンではなくて、怖いものは怖いと思う普通の子なんですよ。そこらへんは年相応の少女なわけです。

 

 

そんな子が自分の理想の姿に近づくために、踏み出す。

恐怖を感じながらも、それでも一歩踏み出す勇気

 

ソラに一番惹かれたのはそこでした。

理想のヒーローになるために、障害を乗り越えて進んでいく姿勢がたまらなく応援したくなる。こういう芯があってそれに則って行動する子が大好きなんです。

 

あとまあ手帳を拾ってくれていたことにお礼を言ったり、エルを安心させるための言葉だったり。彼女の丁寧さや優しさが現れていますよね。敵に対しても前危ないって言うぐらいですしね。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話

 

てかなんですか、この慈愛に満ちた顔は。これが推定14歳の少女ができる顔なんですか??

 

とりあえず全部好きって感じです。

 

 

演出面

 

OPも含めてなんですけど、演出が良いです。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話

 

ソラ・ハレワタールです!と名乗るときに晴れ渡る空をバックに映したり。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話

 

私のヒーロー手帳と同じ構図でランボーグに立ち向かったり。

まあ見せ方がうまいのなんのって。これは色々期待できそう。

 

そうそう、演出といえばシリーズをずっと見ている人には見過ごせない演出がOPにありましたね。

 

そう、スカイの手を引き立ち上がらせようとするプリズムです。

いうまでもなく初代ふたりはオマージュ、ですがそのときと違うのは手を引っ張る側が一見おっとりしているプリズムのほうということ。ヒーローを目指すソラが膝をついているときにましろが引っ張るというのがうまい変化だよなあと感心しました。

 

そして、ここからこのお話に期待するもう一つの要素も見えてくるわけです。

 

ソラとましろ

 

とにかくソラとましろの二人の組み合わせの押しが凄い。

そもそも主題歌のCDジャケットがスカイとプリズムが手を合わせている絵だし、なんていうか隠す気がないんですよね。そしてそれを裏付けるかのようなOPの描写の数々。先程のシーンもそうですが、ざっとあげただけでこんな感じ。

 

 

放送前の情報からもソラとましろのガール・ミーツ・ガールが一つの主軸であることは十分伝わるのですが、想定以上にソラまし推しでした。

 

二人の関係性にも注目です。

 

 

変身と戦闘

 

変身はあの板岡錦さんなので言うに及ばず素晴らしかったです。

 

※このあたり、後ほど好きポイントまとめたツイートを貼るかもしれません。

 

で、戦闘。個人的な好きポイントは以下。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話

おいでなさいというめちゃくちゃかっこいいセリフから相手のパンチを受け止めて。

 

出典 ひろがるスカイプリキュア1話

 

相手のパンチに自分のパンチをぶつける真っ向勝負。

こういうところにもソラの人間性というか目指すヒーロー像が見えるなあって気がしますね。正々堂々なんですよね、彼女。

 

 

OPからのあれこれ

 

さて、OPでも色々気になる描写があったので本編と絡めてちょっと考察してみます。

 

まずOP全然関係ないですが、エルは追加戦士だと思います。

紫ベースのカラーリング、声優といいもう役満といっていいでしょう。

 

で、気になるのはやはりこの人物。

 

出典 ひろがるスカイプリキュアOP

 

幼い可愛いソラちゃんが手を伸ばしていることからも、この女性(紅をさしてるので恐らく)がソラの憧れの人に間違いないと思います。よく見るとマントしてますね、キュアスカイの衣装もその憧れが反映された形でしょうか。でもキュアスカイのマントは片側だけ、これはまだソラが発展途上ということの表れでしょう。彼女が両肩のマントをつける本当のヒーローに成るまでを描くのがこの物語でしょうから。もしかしたら最終フォームで両肩マントつけてるかもしれないけど。

 

 

で、この人なんですが。なんかめちゃくちゃ怪しくないですか?()

いやもうこれ自体は根拠ないただの予感というか、憧れの人が敵ってありがちなパターンだよなあってやつなんですが。

 

そしてソラがカバトンの開けた穴に対して以前にも見たことあるような反応をしていました。

 

ここから導き出される妄想は『憧れの人はあの穴に飲み込まれ帰らぬ人となり、今は(洗脳かなんかされて)敵方にいる』というものです。

 

…まあ穴に対しての反応はソラ自身があれに飲み込まれたからで、助けてくれたのが憧れの人ってのもあるんですが。ただあの憧れの人の見え方って『ソラの前に立って守ってくれてる』って感じなんですよねえ。

 

まあマジで根拠もない予感からのあれこれで、もしそうだったら一番ソラにとってショック大きいよなあというやつなので適当に聞き流しておいてください。この時期だから何言っても自由なやつです。

 

おわりに

 

ましろの『あなたってヒーローなの?』という質問にソラは『私にもわかりません』と答えたことから、まだソラは自分の理想とするヒーローにはなれていないんだと思います。

 

先程も述べましたが、これはきっとソラが本当のヒーローに成るまでを描く物語。ソラとましろのガール・ミーツ・ガール要素も期待と、ホントめちゃくちゃ楽しみです。

 

初めからフルスロットルで飛ばして果たして私が一年もつのかとっても不安ですが、とにかくめっちゃ楽しみ。

 

また一年間、よろしくお願いします!!