べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

ノケモノたちの夜 第23夜感想

ヒリつく戦闘、侵される悪魔の絶対がたまらない。

 

 

 

 

奮い立つ少女と悪魔

 

化け物じみて強いらしい剣十字騎士団の団長、とはいえまさか大悪魔をボコれるほど強いなんて誰が思いましょうか?一瞬の出来事にダイアナも動揺しちゃうわけですが、その後自分をビンタしてなんとか立ち直ったのがとても素敵でしたね。

 

動揺はする、でもその後ちゃんと自分で立ち直るってのがまた強さでとても好きです。大きな声で叫ぶのも必死で折れまいとする感があってよい。

 

そしてこの声に呼応するナベリウス、めちゃくちゃ好きなんですよね。

『ったりめーだボケ!!』っていう粗暴な言葉遣いがたまらなく好き。なんかね、人間時の見た目といい少女漫画に出てくる不良系男子に通じるところ(?)がありますよね。そう考えると紳士系マルバスとの対比がうまくいってるといえます。やはりイケメンはタイプを違えるべきなんですよね。

 

はー、やっぱりダイアナとナベリウスが好きなんだよなあという感情です。

 

 

何者?

 

で、今度はナベリウスが反撃に出るわけですけど。三度ぐらい首に斬撃かまして出血もしてるのに団長は死なないんですよね。これほんま人間か?と疑いたくなるやつ。でもナベリウスは知らんらしいので少なくとも悪魔ではない。かといって人間なら既に死んでるはず。

 

化け物じみて強いってかマジモンのバケモンじゃん、ってなるやつです。

物語の行く末と共に、彼の正体も気になるところですね。

 

 

マルバスとナベリウス

 

戻ってきたマルバスが怒ってるのは、ナベリウスが人間に苦戦していること。大悪魔であることに誇りがあるであろう彼は、同格のナベリウスが人間ごときに苦戦しているのが許せないんでしょうね。これはある意味でナベリウスへの信頼かな?お前が人間になんか後れを取るわけないだろうという。なんやかんや自分と同格であることは認めてるわけですからね。

 

そしてこの二人の一連の流れが彼ららしすぎるというか。

戦いの最中に喧嘩してるのもそうなんですが、団長の『仲間』というワードに反応してキレて同時に攻撃してるのがなんとまあ…。仲良すぎかよ、となるやつですね。

 

美味しい二人の組み合わせをいくつもくれてありがとうございますという感想です。

 

 

おわりに

 

大悪魔2体を相手にしなければいけなくなって『話し合い』と来る団長、非常に頭がいいというか冷静ですね。こういう人は手強いんですね。

 

得体のしれない敵、まさにアンノウン・エネミーであった回でした。