デリシャスパーティプリキュア6話感想
レタス散らかしまくりの大丈夫ではない状況で自信満々な女。
ここねの変化
近くで見てる執事さん(運転手さん?)が彼女の変化を一番感じるでしょうね。
車でもつまんなさそうにしていた彼女が笑顔で『おはよう』と返したこと。毎日彼女を見ている彼からすれば著しい変化。運転手さんの反応でここねの変化の大きさを表現するのが上手いなーと思いました。
しかしよく笑うようになりましたね。かわいいー!!
ここねを知る人
しかしここねの変化どころか、そもそも芙羽ここねをちゃんと一人の人間として見ている人がとても少ない。
エビフライなんて食べるわけないと決めつけられたり、ゴミ捨てなんてしなくて良いといったり。勝手に祭り上げて理想像で語って、学校の生徒はゆいを除き誰も『芙羽ここね』を見ようとしていません。見ているのはここねの偶像か何かです。
正直に言えば、芙羽様という呼び方も含めなんか気持ち悪さを感じていました。いや表現が悪いとかではなく、なんかこうクラスメイトたちに対する嫌悪感?みたいなものです。
どうにかならへんかなー。
その少女は友人となる
芙羽様となっている限り、クラスメイトは芙羽ここねと距離をおき、それによりここねはクラスメイトと話せないため、ずっと芙羽様のままです。とはいうものの、ここねもぼっちだったからクラスメイトとどう接していいかわかってないんですよね。にっちもさっちもいかぬ状況。
日常で解消しない状況はやはり緊急事態で解決します。
その発端はまずゆいの言葉。
同じ釜の飯を食う。
その言葉自体をゆいは間違って覚えていましたが『学校という同じ空間でご飯をたべているから皆友達』という考えはここねに気づきを与えます。
クラスメイトもゆいと同じ友達である、と。
これにより、ここねのクラスメイトに対する意識が変わるわけです。
あとは簡単。
ピンチに陥った友達を、助ける。友達だから助ける。
これによりクラスメイトはここねが自分たちのことを『友達』と思っていることを知ったわけです。芙羽様と崇めていた(?)彼女は決して近寄りがたい孤高の存在ではなく別世界に生きる人間でもなく、あくまで自分たちと同じ学校に通う一人の人間なのだと。
今では会話ができず、ここねの考えを知ることができなかったでしょうからこのピンチがうまく作用しましたね。
ゆいからつながる解決の糸口の連鎖、ナイス展開です。
おわりに
ジェントルーが生徒会長、もはや隠す気もあまりなさそうですね。
さて、今までらんは味変の被害者だったわけでみんなもネタにしていたわけですが。これまで被害を受けた食べ物すべてをチェックしていたため、彼女に疑いが向くというお話の流れはめちゃくちゃ面白かったですね。自然とらんとコンタクトを取ろうとする流れになるのが凄かったです。
らんからすれば濡れ衣なのでたまったもんじゃないですが、話の展開としてプリキュアたちがらんと接触する流れに綺麗に持っていってる上、今までの描写も活きているので凄いなって思いました。さすがプリキュア。
ということで、待ちに待ったキュアヤムヤム変身回。楽しみです。