べぎログ-べぎの感想・考察-

べぎログ-べぎの感想・考察-

主にプリキュアシリーズの感想と考察

プリキュアシリーズ完走のために考えたこと-前編-

2月1日はプリキュアの日。

 

1年前のこの日、私はHUGプリ37話を見ました。これが始まりでした。

 

2019年2月1日時点では…TVシリーズ     1話/全733話中、映画   0作品/全25作品中。

2020年2月1日時点では…TVシリーズ 782話/全782話中、映画 27作品/全27作品中。

 

1年間で視聴状況がこうなりました。そして、1話毎1作品ごとに感想もツイートしていました。その総数は約4320ツイート。

 

手前味噌な話で恐縮ですが…全作品を感想ツイートしながら1年で見終えるというのは中々に大変なことだと思います。多くの人が私を『ヤバい。』と言っていました。今見ても私が私に引く

 

そんな大変なことを成し遂げるにあたってどんなことを考えていたのか、本日はそれを記します。過去作完走を目指す方、ちょっとおおげさな話ですが『達成したい目標がある方』がなにか得られたら幸いです。

 

 

…ちなみにTVシリーズ過去作に限れば209日約7ヶ月で見終わってました。一応正確な数字を記しておきます。嘘は良くないのです。

 

 

まずは己を知る

 

私が過去作を見ようと思った時点での作品数は15作品。プリキュアは1年間通じて放送するシリーズなので約4クール。1クールが基本の深夜アニメで換算すると約60作品分になります。

 

…正直、これを全部見ようとするとちょっと気が滅入りますよね?『プリキュアシリーズ全部見てみたいなー。』という軽ーい欲求の先に待っているのは険しく高い山なのです。

 

さて、険しく高い山を登ろうとする時に私はどう思うか?

 

 

 

 

めんどくさっ!やめよ!!

 

 

…本当です。漫画買いに行くときも『でもなんかだるいし、また今度でいっか!』とよく後回しにしてます。そんな面倒くさがりものぐさな私が過去作を見るなんて無策ではできるわけありません。千里の道も一歩からの一歩目も踏み出さないのです。作文の1行目どころか1文字目が書けないのです。

 

ということで、プリキュアシリーズ制覇のためにはめんどくさがりな自分を乗り越える必要があったのです。

 

己との戦いに勝つために

 

めんどくさがりな自分、どうやったら過去作を見始めるのか?

 

意識したのは次の2点です。

 

 

1.全作品見ようとは考えない

2.とにかく見たい作品から見ていく。

 

順に解説します。

 

 

1.全作品見ようとは考えない。

 

シリーズ制覇するためにどうするかの話なのに何を言ってるんだ?と思われたかもしれません。ですが実際そうしたのです。

 

見始めたはいいものの途中で見るのをやめるという可能性もあります。だってめんどくさがりなのですから。なぜめんどくさくなるか?4クール×15作品という数が膨大だからです。

 

だから、見たいものを見ることだけを考えました。見たいものを見て15作品の内いくつかの作品を見終えた時、私はこう思うことでしょう。

 

 

なーんだ、あと◯作品ならいけるじゃん。

 

15作品だから険しく高い山なのです。数作品見てしまえば、如何に険しく高い山でも登り切るまでは後少し。その状況を作ってしまえば、あとは自ずと全作品見るだろうと考えました。

 

そして、1作品を見るのであればそこまで大変ではない。だから…。

 

全15作品を見るのではない。

1作品を見る。これを15回繰り返す。これが私が考えたことです。

 

1対100じゃない、1対1が100回だとかそういう話ですね。

 

考えるべきは1作品を見終わる方法なのです。

 

 

 

ちなみにこの考え方、受験勉強のときも使っていました。

 

10時間の勉強ではなく、1時間の勉強を10回。

1時間集中してするために、20分集中してするを3回。

 

20分しっかり頑張って、1分だけ体の力を抜いて休んで、また20分頑張るという繰り返し。20分が私の集中できる最大時間。集中できる時間を伸ばそうなんて、まずは考えない。できることで最大限の効果を発揮するにはどうするかを考えました。

 

 

2.とにかく見たい作品から見ていく。

 

最初の方はとにかく何も考えず『気になった作品』から見ていくようにしました。理由は単純で、自分が見たい作品なら何もせずとも見るからです。テスト勉強はしないけど、テスト勉強前に片付けしてる最中に漫画は読むのと同じですね。

 

しかし…見始めただけではまだ不安が残ります。それは後ほどわかるとして。

 

私の場合はプリキュアを勧めてくれた方&興味を持たせてくれた方のオススメの中から、これ見てみようかな…となったやつを見ました。こうすることで自身の興味と『せっかく勧めてくれたのだから見ないと』という使命感の双方を視聴進捗のモチベーションとしたのです。

 

(あと単純に15作品もあると、どれから見ていいか迷ったというのもあります。)

 

オススメ、つまり他者の意見を参考にする。これは自身の欲求以外のことで動いているので、モチベーション面でマイナスになると思われるかもしれません。しかしそうではありません。なぜなら私の乗り越えるべきものはめんどくさがりな自分です。

 

 

…そう。自身の興味だけではいつでもやめられるのです。これが不安

 

 

きっかけが自分の意志なのだから、やめるのも自分の意志で決めて何ら問題ない。たとえ見始めたとしても、何かのきっかけで見るのをストップするかもしれない。めんどくさっ!!とか言い出すかもしれない。

 

そんなときに助けになるのが他者なのです。勧めてくれたのだから、途中でやめるのは失礼だ。勧めてくれたのだから、見ることで返そうというある種の返報性の原理なのかもしれません。

 

そう、私はめんどくさがりであると同時に変に義理堅い面もあるのです。自分と絡んだ他者を無下に出来ない。お人好しとも言えるかも。

 

めんどくさがりを自分の欲求と義理堅さで乗り越える。それが1作品を見終わるための鍵でした。

 

 

 

まとめ

 

整理しますと…

 

全15作品を見終わるために、1作品を見終わる方法を考える。

1作品を見終わるために、見たいと思った作品から見始めた。

視聴はじめた後にやめるのを防ぐために、お勧めしてもらった作品から選んだ。

 

こんな感じですね。めんどくさがり、お人好しという自身の性格を利用しました。アニメ視聴にここまで難しく考える必要もないとは思いますが、何かの参考になれば嬉しく思います。

 

さて、当ブログでは初めて前編となりました。他にも意識した点があるのですが、伝えたいことが多すぎるのも良くないので今回は大枠をお話しました。

 

中編になるか後編になるかは私にもわかりませんが、次回記事をお楽しみに。