ノケモノたちの夜 第70夜感想
ただただ良かったです。
とにかく画力が進化しすぎてます。
タケナミとかスノウとか、なんか色気出すぎじゃないですか?
お話自体も良かったです。早速感想へ行きましょう。
その魂は悪魔と共に
ウィステリアの肉体は現実にあって精神だけがシトリの幻想世界に来ている状態。なので対価を払おうにも何も持ってない状態なんですよね。所持品も肉体も全て現実世界にありますから。
だからこそ対価は精神ないしは魂に付随するものである必要があったわけです。
でないと現物支給(?)ができませんから。
差し出したのは、またもや眼。
ホームズに異能と称され、最近明らかに異能じみた力を発揮していたウィステリアの感知能力。相当強力な力をサラッと差し出すのが素敵でした。マルバスを呼ぶためそしてスノウを助けるためであれば、どれだけ強力な力でも躊躇なく差し出せる。そんなウィステリアが最高でした。
1話では『私と一緒に生きてください』という契約。
70話では『私と一緒に戦ってください』という契約。
彼女が戦う意志を持ち、心がより強くなったことを感じます。そしてこれ『戦ってください』と契約の形が変化したことでスノウを助けることが可能になったんですよね。ウィステリアと共に戦うことに付随するならば他者を助けることが大網に引っかからなくなったわけです。
眼を差し出すことといい、契約内容といい、1話を思わせる描写で素晴らしいです。
もうこれ最終回でしょ。
…ところでこれ、限定解臨はどうなるんでしょうね?
実際は強化された感知能力を差し出したと見るのが妥当でしょうか。
大切な二人
スノウとマルバスに向けて大好きっていうウィステリア。
もうほんと可愛すぎますし、
尊すぎるので大好きです。
二人とも大好きっていう貴女が大好きですよ。もちろん二人も大好きです。
あとダイアナちゃんも可愛かったです。
スノウからマルバスへの感情は今回詳細に描かれました。
気に食わないけどウィスが選んだから信じてるって距離感が絶妙でしたね。感情はそんな簡単に変わるものではないですが、大切な人が選んだのだから大丈夫という価値観。
ウィステリアが選んだから、頼りになるに違いない。
信じているのはウィステリアでありながら、結果的にマルバスも信頼していることになっているのが好きです。
ウィステリアを通じて、通じ合うウィステリアが大好きを向ける二人。
それぞれのペアによる相乗効果によりエモさ爆増ですね。
油断するとエモいの一言で済ませそうになるので、どこにエモさを感じたかだけは詳細に記していきたいと思います。
おわりに
シトリとの戦いは終わりましたが、シトリに関してはもうちょっと心情が掘り下げられればなーと思います。描写から読み取れることは膨大なんですけど、実際はどうなのかというところが彼の口から語られればなーと。
さて、ルーサーとダンタリオンは久々ですね。普通に考えればルーサーは死んでそうですが、まあ生きてるでしょう。これまでのお礼をしっかりしてあげなければいけませんしね。とりあえずルーサーはスノウに殴られ、ダンタリオンはマルバスに殴られてください。
来週も楽しみですね!!
え?来週休載??そげな…。本当にお大事にです。