ノケモノたちの夜 7.8巻感想
ふせったーとか使っても良い気もしたんですが。まあこの作品の感想はブログに移行してますし、記事内ならネタバレいくらしようが無問題なのでやりたい放題できますからね!!!!!!
ということで解放感を得た状態でおまけやら読後感やらをつらつら書き連ねていきます。
7巻
改めて思うのは表紙のシトリは目が輝きすぎてるんですよね。本編を読めば人間態の彼はほとんど目が濁ってるというか、内にある負の感情が目に表れているというか。その濁り具合が私はとても好きだったんですよ。
でもなー、流石にあんな目を表紙でしてもらうわけにもいかんですものね…。悪魔の目は金色ですし、金色をにごませるのはイメージしづらいです。
この項目で言いたいことはキレイじゃないシトリが私は大好きだよということですね。シトリをなんやと思ってるんでしょうね。決してずっとどろどろでいてほしいというわけではないんですが、61夜で魅せたあの魅惑的な目にやられたところがあるのでやはり惜しい。
あとまあ59夜はやはりゾワッとしますね。ヤバい。
以下はおまけについて。
・シトリ、やっぱ気にしてたんやね…。好き。
・再びのはきゅうううん草。ルシアはまあそっち系の素質もありますよね。
・イベルタさん可愛すぎん?????
8巻
こちらの表紙は背景の光量が絶妙だなーという印象です。月が浮かぶ夜だけど暗くない。暖色系の明るさがあるのでいい…となりますね。
アスタロトとマルバスの会話、セリフがごっそり変わってますね。本誌掲載時の尻軽だと思うー?だとなんか恋愛絡みの過去があった印象を受けましたね。まあマルバスが付き合ってる姿なんて想像できないんですけども。
人間をあれほど嫌ってた彼女がイベルタの魂を食らったことなど影響してるといえソル団長との契約続行する。人間に対するスタンスの変化を節操なしと表現した感じですかね。
あとはどこか変わってるところあるのかしら。まあパッと気づけたのはここでした。他にもあったらなんかすいません。誰に謝ってるんでしょうね。
以下はおまけについて。
・アレックス隊の反応wwwww。彼女たちも見てみたかったですね。
・マルナベそうよね、人間態でいる必要ないよね。
・大人が増えたと思ったら、大人はダイアナだけだった…。
・スノウのお願い、やっぱりそれかーい!!!!!!
シトリを深く愛した読者もいるそうですが、私の他にもあの魅力を感じている同志が少なからずいるのは嬉しいですね。
…さて、これだけはどうしても大声でいいたかったんですが。
忠犬ナベ公、最高ですね!!!!!
二人の限定解臨が見れないのは残念ですが、ナベリウスのダイアナへの気遣いがかっこよかったのでお釣りがきます。ていうかダイアナによしよしされて尻尾振ってるナベリウスさぁ…。可愛い。ホント忠犬ですわ。ありがとうございます。ごちそうさまです。
もっといえば『お前らダイアナを見習え』の時点でナベリウスさぁ…(好き)って感じでした。
読んでみて
かつての主のことやら団長の呪いのことやらガッツリ開示があったのでもうちょい予想しておけばよかったなーと思いつつ、それだけ明かしてくださったことに何よりの感謝ですね。設定的には三ツ目の悪魔さんも好きになりそうな予感がしてます。歪んだ感情、大好き。
読み終わった後は『終わったなあ…』という気分で切なさも勿論あったんですが、そう感じるほどにこの作品が好きだったんだなあと改めて思いました。失恋した人みたいですね。
間違いなく私の心に残った作品です。ずっと語っていきたいと思います。