映画ヒーリングっどプリキュア 初日鑑賞の感想
本日3/20公開の映画ヒーリングっどプリキュアを見て参りました。
めっちゃ泣いた。
いきなりなんやねんと思うかもしれないんですけど、そもそもこうやって公開当日に見てきた映画の記事を書いてる時点でどれぐらい衝撃的だったのか伝わると思います。
まあとかく、覚えてるがまま感想を書きます。
映画のネタバレに注意です。
思いっきり内容に触れてます。
母の愛
はい、いきなりですが一番の泣きポイントでした。
二人の母親に私の涙腺の堤防は完全に崩壊させられました。
まずは花寺やすこさん。そう、のどかのお母さんですね。
東京中の人がエゴエゴによって夢のつぼみを奪われる中、でかけている子供達が心配な彼女は駆け出します。エゴエゴの触手もなんか普通に避けて駆ける駆ける。いや身体能力すごいな!?ドライバーは肉体が強いのかしら。適当。
そしてのどかを襲う触手からのどかを護り、自らが犠牲となる展開。
母の愛ー!!!!!!と心のなかで叫びました。
いやもう『皆は絶対守るから』的なこと言ってるときに涙がボロボロ出てましたね。皆ってのがポイントで『引率の保護者の責任を全うしている…』とかよくわからないポイントでも一人感動してました。
ここで涙腺が崩壊したのは恐らく序盤の描写も影響していまして。
それはホテルのシーン。
久々に親子二人で同じ部屋で寝ることになったのどかとやすこさん。
『一緒に寝る?』と冗談めかして誘うやすこさんに『もう子供じゃないもん。』と返すのどか。
それに対してやすこさんは『そっか。もう子供じゃないか。』と成長した我が子の成長をちょっと寂しがるような嬉しく思うような、複数の感情が織りなした言葉を放ったんですね。
もう子供じゃない。のどかは成長し大きくなり、幼くはない。
でもやすこさんにとっては、のどかはいつまでも子供。
大切な存在。愛おしく守りたい存在。
そのことに変わりはないんですね。
幼いのどかは『明日』も危ぶまれるような状態でしたから、彼女が成長した今向けられる愛情はより大きくなっているかもしれません。
それを象徴するかのような、守る行動に私の涙腺の堤防は完全に破壊されました。
これは多分のどかとやすこさんじゃないと描けなかったんじゃないかなって思います。
話はちょっと逸れますが。
『子供』という言葉に2つの意味をもたせる展開はドキプリにもありましたね。
母の愛その2
もう一つは勝生真沙子さん演じる我修院セレナの愛ですね。
カグヤの存在にラテがエレメントさんと同じ反応をし走り出したこと。
研究に没頭している科学者のセレナさんが結婚してるようには思えなかったこと。
父親の描写も一切見えないこと。
カグヤという名前に加え、作中でかぐや姫の物語を読んでいる描写が挟まれたこと。
以上のことから、カグヤが人間ではなくセレナさんの実の娘でもないことは容易に想像ができたわけですが。いわば義理の娘の命を救うために必死になっているセレナさんにまた涙腺がやられてしまいました。
ただセレナさんの行いは許されるものではないというか、そもそもカグヤの身が危険になったのも研究のせいやんけ!とか、それなのに多くの人を巻き込んでカグヤの命を助けるってそれはどうなん?とか、見てる最中ですら思ってたんですけど。
涙腺崩壊を招いたのはむしろその身勝手に思える彼女の立ち振舞いというか。
そうなるまでにカグヤを愛してしまったんだなって伝わってしまってもう涙腺がダメでした。頭の中であれこれ考えていたのにそれでも泣いた。なんだこれ、すごい破壊力。
セレナ演じる勝生真沙子さんの演技が素晴らしかったですね。元々声が勇ましくて好きなのですが、勇ましさだけでなく確かな愛も声から感じました。娘を想いで包み込むような、娘を失いたくなくて必死なような。そんな感じだったように思います。
…それはそれとして、セレナさんの行動は冷静に判断する必要があるところだと思います。まあそれはおいおいね。今日はただ感じたことそのままに記します。
バトル
いやもうなんか、めっちゃ動いてたなーという印象。どのバトルも全力描写でしたね。
映画特有のパートナーフォームはヒーリングステッキを持たないことで、より格闘描写が自由に描ける様になっていたように思います。あとバトル大好き人間としては、氷や雷を身一つで出すの大好きでしたね。各々のエレメントボトルの力もまとめて宿してる感じなんでしょうか。
すごいとは思ったんですけど、今覚えてるのがそう思ったことだけで具体的にどこがすごかったとかは全然情報として書き出せません。2回目以降でちゃんと覚えてきたいと思います。
おわりに
あとまあキュアレモネードは抜群に可愛かったんですけど。YES勢の活躍はボイスドラマに期待ですね。
とりあえずプリキュア映画見てあんなに泣いたのは初めてだったので衝動に任せて感想を書いてみたのでした。
ちゃんちゃん。