べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

ノケモノたちの夜 第66夜感想

さーて!今週のノケモノたちの夜感想は?

 

・タケナミ!!!!!!

・イベルタあああああ…

・シトリほんまオマエ

 

の3本でお送りします。そうなるかもしれないし、そうならないかもしれません。

 

まあ兎にも角にもさっさと行きましょう。

 

 

 

既に3本じゃないやんけ。

 

正常化への希望

 

魔力の循環器であるツノを落とされたタケナミ。そうなれば当然悪魔の魔力も大幅に少なくなる。魔力減により憑依された悪魔の影響力が弱まったせいか、タケナミは自我を取り戻しました。

 

彼本来の意志が戻っている状況であれば、他の団員が憑依している悪魔を浄化することも可能でしょう。今回のタケナミは、憑依により悪魔化した団員たちが元に戻る展開に光を指してくれたように思います。

 

それでも、憑依された悪魔が消えたわけではない。

複数体の上級悪魔に憑依されつつも自我を取り戻せたタケナミには感服するしかないですね。いやホントに。

 

 

最悪な災厄

 

シトリ、もう最低やなコイツって言葉しか出てこないですね。ただ誤解しないでほしいんですけど、私めっちゃシトリ好きですよ。最低過ぎて好き

 

限定解臨を行うためには信頼関係のある契約者が必要。本来、それは悪魔と契約者が絆を深めていくことでその境地に達するわけです。それを『主人公の兄』『悪魔化』してそもそも正常な判断力を奪った上で『洗脳』して作り出す。

 

行為もひどすぎますし、いやいやどこらへんが信頼関係ある契約者やねん!!!とツッコミたくなりますね。洗脳を用いて偽りの信頼関係を得てるわけです。シトリにとって、スノウは単に限定解臨を使うための道具なんですよね。

 

マルバス曰く、悪魔との取引には契約者の自由意志が必要という大網があるようです。あくまで契約者自身が望んでいないと大網に触れてしまうといったところでしょうか。今のスノウは高度な洗脳により、契約が自分の意志であると錯覚させられてるが故に大網をすり抜けてるんですかね。

 

ともかく、決着つく頃にはシトリは無事ではなさそうですね。色んな意味で

 

そして彼をぶっ飛ばすのは…。後で語りましょうか。

 

(追記)

シトリの服装がスーツに変わっていることは注目すべき変化だと思います。

 

ナベリウスはちょっと崩しがちですが、マルバスもダンタリオンも十三災の服装って基本的にスーツなんですよね。恐らく、19世紀ロンドンという舞台だからなんでしょう。

 

ずっと眠っていて文明の進化に驚いていたシトリが現代に合わせた服装に変わったということに彼の内面の変化が見えてきますよね。世界に関わろうとしている。

 

責任のとり方

 

イベルタ、初登場はこのロンドン対魔戦線編でした。

過去を含め彼女のことがしっかり描写されたのはここ最近のことです。

 

それでも…彼女の死に様は心震わせるものだったと思います。

 

ソルの入団を承諾した際の『責任は取る』という言葉

誰一人として他の団員を死なせず『思い』を繋いで守りきった姿

 

そのために自身の命を賭ける。

言うまでもなく気高い魂アスタロトは高く評価し、それを対価としてアスタロトはタケナミの命と彼女の最期の言葉を死地から救い出しました。

 

 

最期の言葉。愛してる。

 

それがいわゆるラブだったのかどうかは、彼女のみが知るところでしょう。私はラブではないだろうなって思いますが。なんとなくね。ラブなくても別に十分エモいと思うので、わざわざ加える必要が薄いかなと。

 

ただ間違いなく言えるのは…。

最期の言葉には50年以上の時の中で積もり積もった騎士団やへの想いが詰まっていたということ。騎士団そのものにも、騎士団に含まれる団員たちへの想いも詰まっていた。そう思います。

 

これまでの描写がすべて重なったといえるイベルタの最期。素晴らしい話でした。たった数話で死を惜しむ人物にしてしまうのですから、構成力高いなーって思います。

 

 

フラグ

 

さて、ところで皆さんお気づきでしょうか?今週の話で遂にアレのフラグが見えましたね。

 

何の話かわかりませんか?では順を追って説明していきましょう。

 

マルバス、ウィステリア、ナベリウス、ダイアナとシトリ、スノウが対峙しています。

シトリはクソみたいな方法で限定解臨をしました。

マルバスはツノを折られていて、限定解臨はおろか悪魔の姿になることもできません。

 

 

…もうおわかりですね?

 

この状況下で限定解臨したシトリに対抗できるのは…?

 

 

ダイアナとナベリウスの限定解臨。

 

現状だとそれ以外にないんですね。マルバスのツノを戻すための対価は、今団長が取りに行ってるところでしょうし。

 

まあもしかしたら団長が戻ってマルバスをもとに戻して、最終的にシトリをぶっ飛ばすのはマルバスとウィステリアなのかもしれません。最終的にそうなったとしても、その時間を得るためにもダイアナとナベリウスが頑張るじゃないかなって思います。

 

スノウを助けるのはウィステリアとマルバスであってほしい、というのは希望としてあるんですけどね。マルバスはルーサーとダンタリオンをぶちのめすフラグもありますし、やってほしいこと多いですね。

 

とにかく、推しコンビの限定解臨に期待しています。

 

(追記その2)

 

ナベリウスが代わりに怒ってくれるってダイアナのセリフ、激エモですね。

 

ダイアナだって聖人君子じゃない。誇り高い貴族であろうとはしますし、そう振る舞いますが。団長への怒り等が消えてるわけじゃないんですよね。61話で拳を固く握りながらナベリウスを制止したことがその証。グッとこらえてる。

 

彼女が激情に飲まれずにいられるのは、彼女の怒りをストレートに代弁しぶつけてくれるナベリウスがいるから。

 

ウィステリアを想って怒ったマルバス。

ダイアナと同じ想いをぶつけるナベリウス。

 

これが信頼関係がある契約者ですよ。わかったかシトリ。

 

おわりに

 

掲載順位がめっちゃ後ろの方で大丈夫か?とも思いますが、多分体調不良による入稿遅れのせいじゃないかなーって思ってます。あまり心配はしていません。

 

嘘、心配してます。打ち切りをじゃなくて、先生の体調を。

 

 

 

毎週読みたいのは偽らざる本音なんですが、健康あっての物種ですからね。

 

まあ私にできるのは、こうやって感想を書いて応援することと健康を祈るぐらいなんですけどね。

 

元気な先生が毎週面白い話を書いてくれることを楽しみにしています。