ヒーリングっどプリキュア40話感想
正直、めっちゃ興奮しました。
改めて見たらやばいですねこのシーン。心が折れての変身解除、うーん大好物ですよ。
そんなこんなでピンチが続いた40話の感想、はっじまるよー。
グアイワルの策
自身がトップに立つため、プリキュアにキングビョーゲンを『倒させる』という作戦、やはり…といったところでしょうか。かねてより描写されていたグアイワルにある野望、そして敵であるプリキュアを利用するというあたりがとてもスマート。スパークルを名指しで『必ず罠にハマる』と予想していたあたり、プリキュアのこともよく見ています。
ただ…ひなたが責任を感じる必要はあまりないと思うのですよね。
グアイワルの強化は大量のメガパーツによるものなので、キングビョーゲンを倒す倒さないに関わらず彼の強化はありえたわけで。キングビョーゲンを倒したことはグアイワルの気持ちの面でトリガーとなったかもしれませんが、グアイワル強化の直接的な要因とはなっていません。
整理しますと。
グアイワルのキンググアイワル化はメガパーツによるものなので、キングビョーゲンを倒したことが原因ではない。
一方で。
キングビョーゲンが居なくなりトップの椅子が空いたことでそれを狙うべく自己強化を行ったので、キングビョーゲンを倒したことはグアイワルが自己強化を起こした理由になる。
と、私は考えるわけです。
だからまあ別にひなたそこまで責任感じなくても良くない?とか思ったりもします。
パートナー
とはいうものの、ビョーゲンズのトップに立つグアイワルの策にハマってしまったことは事実。グアイワル穴を見つけたのもひなたなら、そこからビョーゲンキングダムに突入することを最初に提案したのもひなたですからね。彼女が自身の責任を感じるのも無理もないでしょう。
こうなって自己嫌悪に入った人物を立ち直らせるのは非常に難しい。そんなことないよ!と言ってもそんなことあるよ!で堂々めぐりなのですよね。
そう考えたときに、ニャトランの励まし方はとても見事。
ひなたが『失敗してしまった』と思っていることは否定しない。彼女の考えを否定することなく、そして失敗が多いという彼女の個性を否定することもなく。
でもそこから立ち上がってきた。その姿が大好きだと。
失敗に気を取られてネガティブに傾いていたひなたの心を、大好きという言葉で元に戻す。ずっと見ていたパートナーだからこそわかってるし、重みがあるのですよね。
この大ピンチの状況を『振り回される』と表現するのも大好きです。
38話のペギタンに続き、ナイスパートナーでした。
こうなるとラビリンがのどかを励ます回もありそうです。そのときの回はやっぱダルイゼンとケリをつけるときでしょうかね。
あと、撤退した後の会議で真っ先に立ち上がるのがのどかなのが本当に好きです。
王との戦闘
力の差がありすぎたため圧倒されましたが、戦闘の組立自体はとても良かったと思うんですよね。
数の利を活かし、多方向から打撃を仕掛けたり。
アースに目を向けているグアイワルの背後で、スパークルが必殺技を構えていたり。それにアースが気づいたり。
頑張ってましたよ、プリキュア。
グアイワルとの戦闘時にはスパークルがいつもより気合入った声だったのも好きです。
おわりに
キングビョーゲンはやはり消滅していなかった!?
グアイワルの自己強化行動を引き起こすためにわざと消滅したフリをしていたのかもしれませんね。智将も王の狡猾さには勝てませんでしたか。
グアイワルの運命や如何に!?次週も楽しみですね。
キングビョーゲンが再び出てきた理由は、ちょっと気になるところです。