べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

ヒーリングっどプリキュア39話感想

開かれたビョーゲンキングダムへの入り口。

罠だと思ったもののすんなりキングビョーゲンの元へと行けた一行。

 

しかし智将グアイワルの策はその上を行っていた。来週はっきりするでしょう。

 

ともかく智将の回です。感想行きましょう。

 

 

 

ひなたの変化

 

今回のひなたの行動は13話が大きく影響していると言えます。

 

begilog.hatenablog.jp

 

 

13話では幼少期からの経験から諦めるクセがついていたひなた。プリキュアの戦いに終わりが見えないことで、自分のやっていることに意味がないのではないかと考え同じようにやめようとしていました。ただ同時にこの回でお姉さんを助けたことで、しっかりと成果を得て『意味なくなんかない』と気づいたわけですね。

 

そんな彼女だからこそ、今回ビョーゲンキングダムの入り口を見つけたときに『行こうよ』と言うことができた。敵地、敵の親玉、不安要素はたくさんある。でも敵地に飛び込めるまたとないチャンスな上、キングビョーゲンはテアティーヌとの戦いで弱っています。

 

不安要素はたしかにある。けど、それでも一歩踏み出す

 

ひなたに挑戦する勇気が芽生えた。そういうことなんだと思います。

 

…まあそのせいで来週メンタルバッキバキになってそうなんですけども。

 

 

手と手を取って二人で

 

実体がないとはいえキングビョーゲンは相当な強さ。実体がないというのは物理攻撃が効かないということなので厄介でもあるのですが。単純なエネルギーのゴリ押し、及び生成した分身体だけで簡単にプリキュアをあしらいます。

 

自身が傷ついた戦いの中、ラテとラビリンたちは隠れていた。

そんな彼らを『何もできない』と見下すキングビョーゲン。

 

これに対して『一緒なら』と励まし立ち上がるプリキュアたち、これぞヒーリングっどプリキュアや!!!!って感じですよね。仲間の激で立ち上がる姿は王道でもあり、作品テーマを踏襲しています。

 

半人前で何もできない、だからパートナーと協力する。

名ばかりの王女、だから自身のために戦ってくれる人に託す。

 

なんか最終回みたいな展開でしたよね。まだ39話ですけども。

 

 

グアイワルの策

 

ちゆの言っていたとおり。普通に考えればビョーゲンキングダムへの入り口を開けっ放しにしているなんていくらなんでもありえません。キングビョーゲンのもとにたどり着けるように道案内の看板を立てていることもありえません。

 

であれば、これは当然グアイワルの罠

ダルイゼンの居場所を確認しシンドイーネをキングビョーゲンを餌にメイクに追いやったのも、全ては邪魔が入らないようにするためでしょう。

 

プリキュアが弱っているキングビョーゲンを倒す時に。

 

彼の野心、ビョーゲンズのナンバーワンというのはずっと示されていました。それが遂に現実となった形でしょうね。敵であるプリキュアに倒させるという発想がなかなかスマートで好きです。

 

今回は流石に智将と呼んでいいと思いました。

 

おわりに

 

折れてるひなた、とてもいいですね。もっとやれ。

 

グアイワルの強化は残っていたメガパーツを全部ぶち込んだんじゃないかなーと思っているのですが、どうなんでしょうね。それだとひなたが責任感じるのに弱いですし、やはりキングビョーゲンを倒したことでグアイワルは何かを手に入れたんでしょうか。

 

ともかく大量にビョーゲンズが現れた危機的状況、そしてビョーゲンキングダムから脱出できない大ピンチをひなたは『自分が行こうといったせいだ』と考えたのでしょう。

 

そこからどう立ち上がるのか?

そして事態をどう収束させるのか?

 

次週もワクワクですね。のどか、ちゆ、アスミ。頼みましたよ!

 

…テアティーヌたちも遂に人間界に来そうですね。この惨状だと。