べぎログ-べぎの感想・考察-

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主にプリキュアシリーズの感想と考察

ノケモノたちの夜 第65夜感想

そろそろウィステリアが何者なのかも気になってくるところです。

 

が、今週一番言いたいのは…。

 

 

ダイアナちゃん超かわいい!!!!

 

です。あとイベルタ婆さんも超かわいい。回想時は婆さんじゃないですが。

 

そんなこんなで65話の感想、始めていきますよ。

 

 

 

 

ただ一人の個人として

 

僅か10年で団長の地位に上り詰めたソル・アダムズ。そうなるからにはそれ相応の強さや団員たちからの信頼があるわけです。彼の人間離れした強さにみんな頼るのでしょう。それを唯一良しとしないのがイベルタだったわけですが、その態度がとても好きです。

 

あくまで一人の人間として彼と接している、といいますか。

彼女が話しているのは、ソル・アダムズという一人の人間なんですよね。

 

肉体の老いが止まろうが、人間離れした強さを持とうが。

 

ソルはソル。

出会ったときは少年で、そこから精神が成熟していく一人の人間に過ぎない。

 一人の人間としてのソルを決して特別な目で見ること無く、ただそのまま接している。

 

イベルタの態度はそんな感じがしました。

 

他の団員がソルに頼り切りになっていても変わらずフラットに接する。

彼女の存在は何者にも代えられないものだと思いました。

 

 

組織

 

そんな風にソルを特別視せず頼り切りにならないイベルタだからこそ、とても強い故にソルが頼りっきりにされている現状がまずいと感じたのでしょう。

 

恐らくは…ソルが悪魔討伐をこなすほうが早いでしょうし、強い悪魔を狩れる。100の仕事があれば、団員で分担せずすべてソルがやったほうが早い。そんな感じだったのではないでしょうか。

 

ただ、一人の優秀な人間に頼り切った組織はとても脆い

じゃあその人いなくなったらどうするの?って話ですよ。

 

だからこそ、イベルタは組織を強くすべく動いた。

それこそ、ソルがいなくなっても騎士団が回るように。

 

 

…そして、イベルタの姿勢ソルの団長としての行動にも影響を与えています。

 

ナベリウスと契約しているブラックベル家のもとに、部下を送った。

崩国の十三災ともあろう悪魔であれば、自身でしか討伐が困難であろうはずなのに。

 

部下を鍛えるため、あえて死線に送り込んだわけですね。

彼もまた、団員を強くし組織を強くしようとしているわけです。

 

かつて、イベルタがそうしたように。エッモ。

 

こうしてみると、やっぱ凄いぞこの作品…ってなります。

以前の描写に、今描かれた過去がしっかりつながっています。

 

 

あと、将の頭の真価は『それを下げるとき』に発揮するという言葉。

素晴らしいと思いました。上司は頭を下げる、責任を取るためにいるわけですからね。

 

んで若イベルタがめっちゃ美人なんですよ。笑顔が素敵。

 

 

超感覚

 

ウィステリアの感覚はもはや人間の範疇を超え始めていますよね

 

ソルとイベルタの過去。

恐らく…騎士団本部にいるイベルタのことを目の前にいるソル団長が気にかけていたから、はたまたそれ故にこの過去を思い返していたからウィステリアにも感知できたのでしょうが。もはや耳がいいとかそんなレベルじゃなくなってます。

 

今週は遂に額に目もつけ始めましたしね。

もしかして?:ウィステリアが三ツ目の悪魔。

 

以前にもスノウの幼い頃の願いが偶然悪魔に聞かれていて契約となったのでは?という予想を引用しましたが、俄然その可能性も上がったように思います。

 

ただ…ここまで成長したのは、限定解臨が要因なのでは?と私は思います。少なくとも、きっかけじゃないかなと。

 

限定解臨は契約者の体に負担をかけますが、あれって要は十三災の魔力を制御しているからですよね。ということは、魔力が契約者の体に影響を及ぼしていてもおかしくないわけで。

 

限定解臨をし、魔力に直に触れることで、感覚がより鋭敏になった。

 

私はそう考えています。実際、ソル団長の姿を視ていたのは限定解臨の直後。初期の頃は目が見えず歩行もままならなかったはず。彼女が『視える』ようになった以前と以後での違いに限定解臨の有無があります。

 

魔力が人間に影響を及ぼす。いずれ重要な要素になる予感がしています。

 

 

ダイアナ

 

いや、超可愛くないですか????

急に何。

まずシンプルに作画がめっちゃ可愛い。

だから急に何。

 

そして、彼女の心遣いも素晴らしい

 

もしかしたらウィステリアはソルに協力することを自身に気を遣って躊躇うかもしれない。仲間が憎き相手に与するのは気分が良いものではないでしょうから。

 

そういうウィステリアの懸念を吹き飛ばすかのように。彼女は声を張り上げたわけですよ。まあシンプルにめっちゃいい子ですよね。好き。

 

 

※ダイアナのシーンだけ感想の冷静さを失っている可能性があります。

 

 

おわりに

 

一方で、ルーサーとダンタリオンは限定解臨魔獣形態でイベルタとアスタロトを蹂躙。まあ結果は見えてましたし、あっさり結果だけ見せたほうが『やべぇ…』ってなるので良いのではないかな。

 

マルバスの角修復問題はソル団長により光明が見えましたが、まだ悪魔化スノウというカードが残っています。マルバスたちが足止めを食らうということはイベルタたちの元へ増援が見込めないということ。

 

気になる要素はてんこもりです。

 

…が、来週は休載。体調を崩したツイートもされていましたが、大丈夫でしょうか。

 

続きは見たいですが、作者様の健康を何よりも大切にしてほしいと思います。